交響曲第9番。テルアビブでのライヴ。
冒頭はあれ?と思った。なんだか集中力が低くテンションも今一つ。しかしだんだんと熱気を帯びはじめ、レニーの指揮台を踏み鳴らす音も増してくる笑。二楽章からはもう止まらない。凄まじい勢いを保ちながら、しかし美しいところはゆったり歌い、天国的な陶酔感があじわえる。イスラエルは弦が美しいと言われる理由が初めてわかる。ほんとうに素晴らしいライヴ!久しぶりにマーラーで興奮した。
レニーには数種の同曲録音が残されている。ベルリン盤も壮絶で素晴らしいのだが“ベルリン・フィル”が前面に出すぎだ。コンセルトヘボウは整然としすぎる感が多少物足りなさを感じる(録音もあるかな)。しかしこのイスラエル盤には不満はない。というか、何度でも聴きたくなる演奏。だからおれはこれがベストかな。