クラシックコンサートに行ったのは1年3カ月ぶりだ。
体調的につらくなって昨年はまったく行かなかった。というより行く気が起らなかった。
やるべき療養をおこない、若干そっちが楽になってきたから実験的に行ってきたのだ。
新日本フィルを聴くのも何年ぶりだろうか。よく小澤さんの指揮で聴いていたから懐かしい。
前半は負担を減らすためあえて聴かずにメインだけ。しかも辛くなったら途中で出られるように人のいない席を探した。
シューマンの交響曲2番。好きな曲だ。
シノーポリとウィーン、チェリビダッケとミュンヘンの演奏が染みついている。
しかし今日の指揮者は上記とはまったく異なるアプローチ。
ノンビブラートをメインとしているから弦はスッキリ見通しがいい。
この曲のテーマである情熱とは無縁で、よく言えば楽譜に忠実・優等生的なシューマンであった(若い指揮者はそういう演奏をしたがる)。
正直、おもしろいとはおもえなかった。
随所は興味を惹かれたが、つい別のことを考えてしまうこともあるような集中力に欠けたオレ(または演奏?)
シューマンの交響曲は派手といえば派手。だからこそそこに何かしらの芯がないと単に安っぽい響きになってしまう。難しいのだ。
時間もないこともあり一回だけ拍手をしてさっさとホールを後にした。
 
問題であった体調面は心配ない。クリアしたといっていい。
まあこれは薬の効果もあるのだろうがコンサートは大丈夫と確信がもてた。
そうなると欲が出てくるもので次は何を聴こうかと探しだす。
今度はサントリーに行きたいからスケジュールをみると、メジャー海外オケは相変わらず見受けられるが、中堅どころが少ない。
日本のオケは今はいい。海外のそれらしい響きを聴きたいのだがなかなかない。
一点、サンクトペテルブルグのショスタコ7番は行きたいと思ったが安いチケットは早々にない(そりゃそうだ)。
それに結構人気があって気楽に聴ける環境じゃないだろうから、あきらめた。
びっちり客のつまった気合いの入ったコンサートはまだつらい。
マイナーなプログラムでロシアや欧州のオケあたりだと安くて空いているから望ましいが、今の時代そんな余裕はないのか。
様々な海外オケが日本で演奏し金儲けして帰っていった時代は過ぎ去ったのかもしれない。(サントリーホールの予定表も一昔前よりさみしい)
だからメジャーで高額なチケットでも客の入るオケしか来れないのではないか。
これも世界的な不況だから仕方ない。
演奏はともかく生音はやはりいい。
チューニングの音から、ああこれだったな、と胸があたたかくなった。
 
 
来週また肺炎の検査がある。
影はまだある気がする。小さくはなっているだろうがいまだに速く歩けない。
安静にしろと言われるが日中は巨大なストレスにさらされているからそれは無理。
ついアルコールに頼ってしまう。またもどったぜ(byアレックス)
 
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