(ネタバレありです)心的疾病を抱えながらも自らの復職を支援するため奔走する姿を、余計な装飾などをせずそのまま映し出す。それによりこの主人公にスッと共感がうまれる。
欧州が抱える経済問題は深刻で誰でもお金が欲しい。同僚の失職はやりきれないが自分たちの差し迫った生活がある。
同僚はストレートに自分の境遇・考えを訪問してきたサンドラに伝える。日本だと表面上を取り繕ったりするからこういうドラマはむずかしいだろう。
結果的にはサンドラは負けてしまうのだが、その表情はどこか吹っ切れたように明るい。それを見た我々観客は希望をいだきながら映画館を出ることになる。忘れられない一本だ。
 
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