ベルナルト・ハイティンクの最良の部分が聴いてとれるライヴだ。
ボストンでの2日間にわたる定期演奏会で、ブラームスの第1、モーツァルトの第36、とピアノ協奏曲第23番(マリア・ジョアン・ピレシュ)、ラヴェルのマザーグースとピアノ協奏曲など、どれもため息がでるほど素晴らしい演奏だ!
BSOのネットライヴは今まではどうも音質はいいのだが、厚みがうすく、満足感が得られなかった。
ハイティンクのことだから重厚な音をオケに求めてこのような演奏になったのかもしれない。
ブラームスなんかはここ数年間で聴いた中では文句なくベスト1!
序奏から幸せな気分にさせてくれるという点でもハイティンクならではである。
音楽監督のネルソンスもそこそこ良い演奏はするがハイティンクの比ではない。もっとも求める音楽が違うというのもあるが。
 
そういえばベルリン・フィルの次期芸術監督の投票日(5月11日)が過ぎていた。
すっかり忘れていた!とおもってネットで見てみたら決まらなかったんだな。
票が分散したからなのだろうか。だとしたらわかる気がする。
これから監督にするという指揮者のなかで、これだ!という頭がひとつもふたつも出た人物っていうのはいない。
候補にあがっている人はいい指揮者だけど、決定力に欠ける。
ベルリン・フィルもそろそろ芸術監督をおくというやり方でなく、ウィーンのようになるのかもしれないな。
しかし、1年以内に決めるということだからその動向は大いに気になるところじゃ!