というのをよく意識する。
きっかけはザンデルリングのショスタコを聴いてから。あんなにも深い意味をもった演奏は衝撃であった。
当時のソビエトを生きてきて作曲家とも親交があるからこそ、そのスコアがわかり表現できる。
同じようにフルトベングラーのベートーベンがなぜあのような演奏なのかがみえてきて、今までより重みが増している。

現代の演奏家にそれを求めるのはお門違いだが、それは音楽の危機とも言える。
壮絶、美しい、迫真の、いろんな優れた演奏は現在でもたくさんある。
でも当時の演奏とは比較できない。そもそもが違う。

フルトベングラーのディスクを再び聴きなおしながらいろいろな考えに耽っている。