マイクを向けられた人のおおくは“きっちり”とか“しっかり”とか言うようになった。
スポーツ選手なんかはすごい確率でこれを発する。
おれはこれを聞くといやに落ち着かない気分になる。
なんだかとってつけたような宣言であるし、とりあえずこれを言わないとならないと安易に使っているようだし、なによりも言葉自体が堅苦しいからイヤだ。
だからインタビューになるとチャンネルを変える。

前にも増して世間は世知辛くなってやしないか。
車を運転していると後ろの車がやけにくっつく。速く行けと圧力をかけてきてるみたい。こっちは普通に車間距離をとって運転している。
うっとおしいからバックミラーの角度を変えて後ろが見ないようにする。ぶつけるなら勝手にどうぞ、というわけだ。

メールやラインの影響で“待てない精神”が加速してるんじゃないか。
貧困が拡大してストレスも増しているのかもしれない。

とにかく首都圏の速すぎるスピードはおれには暮らしにくい。かといって他に移ることはしない。
ま、がんばりませう。