まず前半がすごい。
文化大革命を挟んでの当時の中国の情勢が克明に画かれる。
駅を渡るあの橋がまたすごいんだ!群衆と命をかけた夫婦の出逢い。
文化大革命を挟んでの当時の中国の情勢が克明に画かれる。
駅を渡るあの橋がまたすごいんだ!群衆と命をかけた夫婦の出逢い。
逃げろ!と叫ぶ妻。声は騒音でかきけされ、必死に走りよる夫。観ているものはぐっと胸を捕まれる。
夫婦・親子の人間ドラマとして一級だ。
社会主義下での抑圧された民衆。
社会主義下での抑圧された民衆。
しかし陽の光と食べ物の湯気はあたたかい。これが当時の中国なのだろう。
社会主義といえばショスタコーヴィッチも同時に連想している。
交響曲10番をゲルギエフとザンデルリングで聴いている。
2楽章はスターリンの恐怖がモチーフとなっているといわれている。
つねに粛清と隣り合わせの社会では人々はものを言えない。
その緊張感はこの映画からも伝わってくる。
そしてあのバレエ!銃を担いで若い女性が勇ましく舞う。その画の衝撃。
娘の丹丹のキリリとしまった表情は印象的だ。
真が深いあの目は日本人俳優では絶滅してしまっている。
全編安易な帰着は皆無といっていい。
忘れられない一本となった。
全編安易な帰着は皆無といっていい。
忘れられない一本となった。
