電車でいつも見かけるおっさんがいる。年の頃はおれより10くらい上だろうか。
彼はいつもの時間いつもの車両のいつものドア脇に陣取り、腕組みをしたまま目をつむっている。
人生になんもおもろいことなんかない。逆に突然おもろいことが現れても困る。おもしろくないのが人生というものだ、と考えているような面持ちなのだ。

そのおっさんを今ひさしぶりに見かけたら、なんとゲームにこうじている。

でも表情は前と変わらず読めない難しい顔。でもなんもしないで頭んなかで何かを反芻していた頃の方が良かったんじゃないかな。それなりの哲学を導きだせたかもしれないから。

どうなんだろう。老若男女揃いも揃って電車でゲームたぁ。
まあこれが日本が選んだ経済優先の結果だから疑問におもうやつぁいないんだろうが。

でもおれは嫌いだね。なんてったって間抜けに見えるよ、あれは。背中まるめてさ。

おれみたいにビール片手に歩いてるやつの方がましってもんだろう笑