ウエルザーメストがウィーンを辞任したという知らせにはびっくりした。
これまでの四年間、両者はとてもうまくいっているものだと思っていたが、いろいろ葛藤はあったのだろう。

修正しようもない性格の不一致による協議離婚。今の世の中ではさほどめずらしいことではない。
それぞれ望むパートナーを見つけた方が得策だろう。

この前メストとクリーブランドによる春の祭典を聴いた。
彼の求める音楽は、激しい熱情を維持しながらもメインは均整をとることにあるようにおもえた。この演奏はとても素晴らしかった。

両者の溝がもしかしたらここにあるのか、と推察してしまう。
結婚してみないと見えてこないお互いの欠点はあるものだ。

さてウィーンは次に誰をその正室に迎えるのか。まったく予想がつかない。