8月の家族たち。CMを見たときはなんだかガチャガチャして騒がしそうな映画だなぁ、と興味はわかなかったが、本編を観るとまるで違った。
これはおもしろい!
脚本と俳優陣の演技が際立っている。いろんなパッセージが絡み合って意外な展開にもなるが、軸はぶれていないからそこは大丈夫。
ストリープくらいの域に達すると演技というより自然な表現に見えるからすごいよな。
内容はよくあるテーマの先の先の先まで突っ込んでいる。人間を真正面から見つめ辛辣に、ときに優しく描く。でも決して陳腐にならないからいい。あくまでもナチュラルで過度な演出はしない。かといって誰もが直面する家族の問題だから耳は痛いのだけど。

エンディングでのロバーツのある種吹っ切れたような表情と画の切り方が特に印象的だった。
映画はどのシーン(時間)をどこまで描くか(見せるか)?でテンポが変わりメッセージも変わる。

たまたま時間があったから見たんだけど、こんなに素晴らしい作品だとは!ラッキー。