作曲家でもゴーストライターがいたってんだから。
おれは彼の曲を聴いたことがないから「おもしろいことが世の中にはあるんだな~」と興味本意でみてるが、彼の曲に好意を持っていた人にとってはたまらない事実だろう。
気持ちの持っていきようがないもの。

作曲の背景が感動的だったから注目を集めてヒットわけだけど、楽譜そのものの価値まで変わらないのがあるべき姿だ。
純粋に音楽だけみるんだったらほんとに書いた人を誉めればいい。
あ~あんただったんだ、今まで陰でたいへんだったね、って。

でも実際は違う。

特別な背景があったからこそ音楽は感動的に聴こえ、価値が増した。

言うなれば、彼の曲で感動した人は音楽そのものよりも彼をとりまく環境に感動したのではないか?
だとしたらはじめっから穿った意識で曲を聴いていたことになる。

偉そうに言ってるおれも同じような意識がある。
レクイエム。モーツァルトが書いたからすごい!と喜んでいるけどジュースマイヤーになると、やっぱ劣るなあ~、なんて思っているからね。

ほんとに芸術を理解する目や耳が欲しいもんだ。