正月の理想の過ごし方はこたつに入り浸って、ビールを飲みつつ映画を観ていること。むろんひとり、どこにも出かけないで。
でも現実はその反対。
家族で実家やら親戚ん家に行くのが通例となっており、これがえらく面倒。関係が必ずしもうまくいってないからいつももめる。大変なのだ。
でもそれは終わった!やった!

そんななかペイン監督の“サイドウェイ”を観た。
これは最高だった。めっちゃ自由だし、おれらもよく経験する日常の深くて隠された面をすべて見せてくれる。
しかもとんでもない方向に物語は転がっていくのだから、ほんとうに楽しめた。
来月同監督の新作が公開される。待ち遠しい。

それと年末に観た“鑑定士と顔のない依頼人”、こちらも満足の一本。
モリコーネの音楽がハーマンを連想させるようなミステリアスで品がある。
ストーリー、舞台、演出どれも味わい深い。優れた映画を観たあとの充足感も確かなものだった。
そしてしばらくはこの映画のことを考えずにはいられなかった。