彼のバイオリン協奏曲は不思議だけど今まであまりしっくりこれず夢中になれないでいた。
そこについにこの演奏とであった。

リサ・バティアシュヴィリ。

本を読みながらなんとなく聞き流していたら、次第に本の内容が遠のき、いつの間にか彼女が弾くブラームスに夢中になっていた。
どのパッセージもみずみずしく強い説得力に満ちている。
初めてこの曲を聴いたような気すらしてくる。
そしてこの曲が一気に好きになった。

音楽ってそういうもので、どんなにいい曲でも自分にあった演奏でないとおもしろく感じない。
ブラームスのこの曲だって今まで何十種類の演奏に接してきたがどれも違ったからね。

ラジオでだけど彼女が弾くプロ子のバイオリン協奏曲を聴いたときも、同じような印象でめっちゃおもしろかった。

また楽しみな演奏家が現れた、すばらしいね!


読んでいた本は綿矢りささんの“ひらいて”。
一瞬ブラームスに心奪われたが本書もたいへんおもしろく一気に読んでしまったことを付け加えておくひらめき電球