おれが映画に求める遥か上のことがこの作品にはふんだんに盛り込まれていて、言葉を失っている。
人、生、性、死、金、貧、暴力、運命、絶望、憎悪、そして愛情、、人の根幹のなにもかもがショッキングかつ正当に描かれている。
生々しいシーンは多いがそれは必要に則したものだ。
ここまで深く突っ込んで“現代、人間”を表した映画はないし、よくぞやってくれたとおもう。

いろんなシーンが心に焼きついてしまい、それが癒えることはないのかも。

人間とはなんだとおもう?!と重たい宿題をもらった気分だ。

しかしこの監督、暖かい目線をもっている。いや、人間に希望を棄てきれない、そんな夢が感じられる。

ストーリー展開も申し分ない。うまい!
これを観ちゃうと他のこと全部ぶっ飛んじゃうな。