■なにか他のことをやりながらなにげなくヤンキース戦を観ていたら、9回表二死満塁でイチローに打順が回ってきた。
「ここで打てればサイコーなのにな」とチラとおもった矢先、イチローは初球をたたき、ボールはライナーでセンター前におちた。
「おお!!やったぜ!!」
久しぶりのイチローの活躍に興奮した。
そのときのアメリカの観衆のエキサイトぶりを見ると更にうれしくなる。
日本人がこれだけ海外の人を喜ばせているのを見るのは、やはりいいものだ。
スポーツというのは瞬間の結果だけで、そこに余計な理由がないのがいい。
凄いヤツは凄い、ただそれだけなのがスッキリしていて気持ちいいのだ。
それにしてもアメリカの観衆はおのおの自由に野球を楽しんでいる。
あっちだったらスタジアムに行きたい。
これが日本だと少し事情が違う。
外野席では統制された応援をしている。あんなんではちょっと息苦しい。サラリーマンの延長だ。
一方TVで観るとバックグランド後ろの席に座っている人は、あまり楽しんでいるようには見えない。
じつにきちんと座っていて、オレンジのタオルを首からかけているだけで、あとは映画でも見ているかのように無表情。
TVに映っているということを過剰に意識しすぎているからなのだろうか。
あんな観方はおかしい。
たまにTVに映ろうと前にやってきてバカやってる奴、あれの方がいい。
球場に楽しみにやってきているのだから最大限楽しんでバカやった方がいい。
最近、そういう区分がなくなってきて、どこでもちゃんとした姿勢・対応をしないといけないような空気感がある。
これではバランスがわるい。人間おかしくなってくる。
ちゃんとするときとバカなことをやるときがあって、健康的な均衡がとれるというものなのだ。
いまの世の中がつまらなくなったのは、こういう妙な道徳意識が蔓延しているせいでもあろう。
今夜は飲みで羽目を外しにいってくる。
まあ、おれなんかバカやっている方が多いけどね(笑)
