いま読んでいるのは、吉本さんと辺見さんの対談本。
偶然古本屋さんで見つけ、この二人の対談ならテーマはなんでもかまわない!と即買う。

毛沢東と女性と夜がテーマ。知らなかったこと、改めて納得できることが発見できた。

性について、現代は何でも自由な分、真の意味やおもしろさ、恐ろしさがなくなったと言っている。
これにはおれもまったく同感。
映像なんて、表現や手段があまりにも進んでしまい、かえってエロチックから遠のいた。
観るのは観るのだがどうも面白くない。

また、日本全体を覆いつくす、なんとも気味の悪いつるんとした“正しい空気”感。
均一化を暗黙のうちに要求され、文句を言うことすら許されない。
この度合いは常に推し進められ、気づかないうちに我々を包囲しているかのようだ。

今勤めている会社にも“正しい空気”感は蔓延し、息苦しいったらない(笑)みんな表面上は“良いこと”しか言わない。
すべては管理するものに都合よく出来ている。

ふと、十年前と比較して、つくづく自由度が狭まったなぁ、とため息しかでない。