■ネットじゃなくても男女が出会う場というのはいくらでもある。
 
その一つで、(まあこれもネットなのだろうが)合コンを段取りしてくれる業者というのがあるらしい。
 
少々の金を払って登録しておけば、合コンの案内がくるというサービス。
 
 
この前、それに参加したという友達に話を聞いたが、「あんまいい男がいなかった・・・」と言っていた。
 
なんでもそやつが言うには、それに参加する男自体がもう“余りもん”なのだからいい男が来るはずがない、と言う。
 
でもそこに参加している女性のオマエはどうなんだ?とは突っこまなかったが。
 
 
さらに話を聞くと、相手に求める条件をいろいろ羅列するのだが、そういう目線で選んでいては誰もそのネーチャンの琴線に触れる男なんか現れやしない。
 
どうやら自分の理想にぴったりと合致するパーフェクトな男を探しているようだ。
 
そんな奴はまずいないんだけどな。
 
なぜなら、男は女の人よりも“生き物度”が高いから、本能でモノを考え行動してしまう傾向が強いからね。
 
それを理性でコントロールするかしないかということはあるが、大体においてその基本は変わらない。
 
シュワちゃんみたいにしっちゃかめっちゃかなのは珍しいけど(笑)、そのポジションにいたら同じようなことをする奴は五万といる(おれもそうかもな)。
 
 
でも女の人はそんな風なことは考えないだろうし、したりしない。
 
 
まあこれは一例だけど、男と女の間には決定的な溝があり、絶対的に理解しえない考え方の違いがある、とおもう(だからこそ惹かれあうのだが)。
 
だからその女性の理想に合う(ほとんど自分の考えどおりに動く男のことだろうな)男はいるわけがない。
 
もしいたとしても人間ってのは日々変化する“生き物”だから、いずれ理想とはかけ離れた人物になってしまう。
 
 
それと“相手を選ぶ”という目線だと永遠にパートナーは出来にくい。
 
男女ってのは、自分でも分からないが、なぜかあの人のあの仕草にドキッとして気がついたら好きになっちゃった、といういわゆる“恋に落ちる”ってことじゃないのかね。
 
“選ぶ”っていうのはどうもシステマチックな冷たい感じがするし、高飛車な響きだよな(笑)。
 
 
ついでに言うと、相手のあらを探すより、相手の良いところを見よう、という姿勢も大事だ。
 
あらを探したらキリがない。おれなんかもあらだらけだもの。あらが服着てビール飲んでいるとは、おれのことだ。
 
 
まあでも女性の意見にも一理あるとすれば、魅力ある男が確かに少ないとおもうな。
 
魅力ったって、なにも仕事ができて、道徳的に立派に行動するとか、そういう表面的な部分じゃない。
 
あの人のいうことは風変りだけど実をついていておもしろい、とか、ガキみたいに意地っ張りだけど誰よりもあたたかい気持ちが感じられる、とか、要は人間くさいヤツ。
 
そういう男は確かに少ない。
 
それは男が現代に飼いならされてしまったからであろう。
 
従順で誰も彼もが均一化されてしまい、誰と話しても同じような考えしかしゃべれなくなってきた。
 
恰好だってみんな同じ。これではオスの匂いが消えてしまう。
 
 
女の人はそういうのを敏感に感じとっているから、現代の男に失望しているのかもしれないな。