■もうちょっとストーリー的におもしろいのかと期待したけど、なんかきっつい映画だったなぁ。
洗練された映像とサウンドは最新鋭を駆使した感があって、“今はこんなこともできるんだなぁ”と感心して観たけど、ストーリー展開はチグハグ。
“アラビアのロレンス”好きのロボットはなんでわざわざ船員が不幸になるあんなことをしでかしたのか?
映画のラストで見慣れたエイリアンが姿を現したところを見ると、この映画は“エイリアン”前の時代を描いた連作で、あのロボットはエイリアンを生みだす使命をどこかから受けていたのか?ともおもえる。
こういう映画ならこういう映画と言ってほしかった。
“人類誕生の謎”をどう描くのか?とまっとうに観ていたからSFホラー的展開には残念だった。
アメリカ人はこういうの好きなんだね。
リドリー・スコット監督では“白い嵐”が一番いい。彼のちゃんと人間を描いた作品が観たい。
でもいつくかの短いエピソードはおもしろかった。
あのつんととりすました美人と船長はあのあと寝たのだろうか?(編集でカットされたのか“その後”は触れていない)
まあそれにしても女性が強いわ。
シガニー・ウィーバーを凌ぐ力強さと生命力で、女性の主人公はどんな苦難も潜り抜ける。
自分で帝王切開をするシーンは凄まじすぎて、なんともはや・・・
しかもそのあとすぐに元気よく走り回るし、あんたどんだけ強靭なんや!って突っこみたくなるわ(笑)。
いくつかのシーンは“エイリアン”を彷彿させるものだけど、あの薄暗く絶望的な雰囲気では“エイリアン”の方が断然うえ。
なんか続編を匂わす終わり方だったけど、この続きをつくるのか?
つくるんだろうな。シリーズ化して3作はとりあえずいくな。
監督も変わって、やたらえぐいシーンが増えて・・・というお決まりの展開になるであろう。
