■現在この手の映画音楽を書かせたらハンス・ジマーがいちばんだろうが、70年代から90年代はJ・ウィリアムズとJ・ゴールドスミスが双璧だった。
昨日、そのゴールドスミスが担当した“カプリコン1”のエンディングテーマを聴いたら(YouTube)、そのおそろしく巨大なエネルギーに脱帽。
これはサウンドトラックではなく後年になって録音されたものらしいが、迫力はたいしたもので、金管や打楽器は野性的な響きを放っている(大体においてサントラ意外となると牙をもがれた味気ない演奏になってしまうものだ・・・)。
 
おもえば単調な音楽でもある。
画面にキャストやスタッフの名前が現れるたびにフォルテがダーン!と鳴り、メロディらしきものがほとんどない。
効果音をうまく展開させているだけのようであるが、これがまさにゴールドスミスの持ち味なのだ。
 
“カプリコン”は闘志がわく音楽なので、これを毎週末に首相官邸で行われているデモのテーマ曲にしてみてはどうだろう。
政府の嘘っぱちを暴露するテーマの映画だけに、ぴったりくるんじゃないか。
 
 
■それにしても杓子定規な世の中である。
先日買い物をして駐車券を差し出すと、10円足りないから押せないと言われた。
ここは1,000円から1時間の駐車サービス。
990円では「決まりですので、すみません」の一点張りだ。
10円足りないために駐車料金200円を払わないとならないのは、どう考えてももったいない。
では10円の品はあるか?と聞くと、ない、という(そりゃそうだ)。
 
しばらく粘ったが、この若い店員も“上”から言われているだけの雇われ人で、その人に意志はないようだ。
あまり言ってもかわいそうだからやめたけど、まったく釈然としない。
 
決まり事を守るのは大切ではあるが、まったく融通が利かないカチッとした運用もどうだろう。
おれはいやだね。人間味がない。
ズルズルになれとは言わない。
もうちょっとどうにかならんのか。許容範囲、ノリシロはないのか。
 
“ルールですから”と言ってすべてを受け入れないのは、その人の責任逃れであり思考逃れだ。
 
おまえさん自身はそんな運用で満足なのか?そこが聞いてみたい。
満足です、と言われれば、あ、そうなの。だし。
 
実は私もこんなのは嫌なんです!というのであれば、君にはなんの落ち度もない。
あるのは、その会社の上層部、もしくはこの“素晴らしく生真面目な世の中”にあるのだから。