■ここんとこ劇場公開している映画でおもしろそうなものがないのは不満だ。
単館とか足を延ばせばいいのがやっているが、何分そこまで行ける時間がない。
手近なこのあたりをぐるりと見渡して“ない”ってこと。
こういうときはDVDを借りるしかない。
そんで週末に近くのツタヤに行ってみると、今は安いんだね。
旧作が100円だもの。
タダみたいなものだよ。
こんな安くちゃ映画のありがたみがない。
観ていて、気持ちのどこかで“これ、100円なんだよな”という意識がどうしても離れず、作品を下等評価してしまう。
金を意識するなんてダメだね。でもそうなってしまいのも人間仕方のないことなのだが。
高いなら高いで文句言うし、安くてもこうして文句言うんじゃしょうがないな(笑)。
家だと長時間集中して観られる環境じゃないからその辺を考慮して選ぶことになる。
そうして選んだ二本は“サボテンブラザース”と“オーケストラリハーサル”
“サボテン”は何度か観ているが好きなコメディなので久々に観てみるかと。
“オーケストラ”はフェリーニとロータのコンビ作品だけど、実はまだ観たことがない。
それに上映時間も70分そこそこだしこれなら集中して観ることができる。
映画はまだ観ていないが、ムーティ指揮スカラ座の名録音で親しんでいるから音楽だけは知っている。
これはいかにもロータがつくるような、イタリアの明るく開放的な味にあふれている。
フェリーニ監督のまだ観ていない作品があるなんて、おれはラッキーだ。