■連休最終日の昨日、家でゆっくり過しネットでいくつかのコンサートライヴを聴いていた。

ウィーン・フィルはリッカルド・ムーティを迎えての定期、シューベルトの交響曲第七番をメインとしたものだ。

ムーティはこの“ザ・グレート”をたいへん得意としており、いろんなオケ・場所で演奏している。おれも彼の“グレート”のすばらしい名演のいくつかを聴いてきており、確固たる信頼をおいているので、今回の演奏も楽しみにしていた。

彼はこのウィーンとの少し前はシカゴ響とも同曲を演奏しており、これもネットで聴いたが、じつはイマイチだったのだ。

それはムーティらしい生き生きとした覇気が感じられず、終始おとなしい、控えめな演奏で、響きも充実していなかったからなのだ。

ムーティも年齢を重ねてついに変化したのか?と興味をもって聴いても、おもしろい演奏じゃなかなったから、飽きてしまった。

これがあったから昨日のウィーンではどうやるのか?とおもっていた。

いやあ、良かった!

期待通りの熱いシューベルトとなって耳にせまってくる。

というか、「おれら(ウィーン・フィル)がやるからにはシカゴのようにはさせない、おれたちのサウンドをなにがなんでも響かせてやるぜ」みたいな意地があるんじゃないか。そういう凄みがある。

ウィーンで産まれたての“ザ・グレート”がここでも聴けるんだからね、たいしたもんだよ。


それとボストン交響楽団ではハイティンク指揮でベートーヴェン第九のライヴ。

これも大いに期待したが、放送局がとんでもなかった。

なんと演奏の強弱にあわせて出力音量を調整しやがったのだ。

分かりづらいから具体的にいうと、PPでは音を大きくし聴こえやすくする。反面FFでは音を絞り迫力を低下させる。そういうことを局で操作する。これはない。

でもライヴでなく後日も聴けるからその録音を聴くと違っているかもしれないから、今週のどっかで確認してみよう。

演奏がうんぬんかんぬんはまたそのとき。



今週はNHKFMでベルリン・フィル特集。

NHKラジオもようやくネットで聴けるようになった。だいぶ遅い。もうそんなの世界からみたら当り前なのに出し惜しみしていたのだろう。

メニュウを見るとラトルものが多いのが残念だが、客演指揮者の演奏もいくつかやる。まあちょっと聴いてみるか。



猿コジが負けたな。

これだけ経済的に苦しい状況であれば国民が変化を求めるのは当然だろう。

でもこの変化が吉とでるとは限らない。そういうことはしばらくしないと露呈してこないものだから、はじめの頃はやんややんやの鳴り物入りで派手にやる。

どうなるんでしょうね。あっちはフランス一国という単体じゃなくEUという集合体で見るからね、大変だろう。

景気がいいときは問題にならない移民問題が、こういう状況だとおもいっきり前面におしやられる。

経済状況の悪化でいちばん怖いのは人々同士のおもい。あいつらがいなければいいのに、といった憤怒が蔓延し、正常な判断を人々から奪い去る。

世界がそっちの方にいかなければいいと願うしかない。