
おもったとおりのアクションでおもしろいけど、もっとすっきりと描くポイントを絞ったほうがいい。なんでもかんでも盛り込もうと欲張りになって、どれもが中途半端な結果におわっている。
前半は比較的ほどいいテンポですすむが、後半は展開が速すぎて注意して観ていないとなんだかわかんなくなる。
とは言っても、前半シーンのいくつかの“溜め”はよかった。
そういうギャグのシーンで笑いがおこった。トムの狙いであるちょっとドジなスパイたち。
でもおれがいちばんこの映画で好きなのはトムの全力疾走だ。
ハリウッドのアクション映画には決まって登場する疾走シーンで、ディカプリオやジェイソン・ボーンやらが走らされるけど、トムの一直線的な走りがいちばん様になる。
最大の見せ場は、ドバイの超高層ホテルでのアクションと機密書類のやりとりのシーン。
でもこうした映画全体に言えることだけど、あまりのご都合主義に「そんなんありえないだろ!」、とつっこみたくなるが、そこは許してあげて観ないとこういう映画は楽しめない。
トムはインディ・ジョーンズのスパイ版みたいに全世界をまたにかけてのご活躍。
たまにはこういう映画を大スクリーンで観て、娯楽を味わいたくなるのだ。
そういった意味で満足した。
スピルバーグのタンタンは興業成績ではいま一歩ふるわないようだ。
まだ観ていないからおれはなんとも言えないが、スピルバーグ監督の新作だからといって簡単にヒットする時代は終わったのだろうか。
そんでもって人気上位5つがぜんぶ邦画。
個人的にはどれも観たいとは思わないが、これらが人気作とは一体どうなっとんじゃい!!??