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■秋葉駅の総武線ホームからスタバの店内が見えた。

午後3時くらいだったからけっこう人がはいっていて満席に近い状態。
それぞれケイタイをいじったり、本を読んだり、パソコンで仕事をしたり、友達と話をしたりと、どこでも見かけるごくフツウの風景。

ほとんどの人はこうしてサテンを利用する。でもおれはこういう空間は苦手なのだ。
混雑したサテンも静かすぎる図書館もどういうわけだか落ち着かなくていられない。これはもう昔っから。

だから休憩っていうと公園のベンチや歩道のガードレールに腰かけたりと、その場にあった手軽な方法をえらぶ。

この間だって東京駅から皇居へ続く太い歩道沿いに座ってルービー飲んでいた。
青空に黄色いイチョウが映えてなかなか美しい空間だ。

空いているサテンだったら行くよ。
朝早い時間か、夕方近く、この時間帯は空いていてくつろげるからね。
でも混んでいるときに行くのはアホらしい。休まらないし、うるさいし、空気は悪い。
なんでおれはこんなとこにいなきゃならんのだ、とおもう。

反対に図書館の読書(勉強)するコーナーは妙に静かすぎてこれまたダメ。
あすこで勉強して集中できたためしがない。
ここも人がいなくてガランとしていれば問題ない。が、両隣に人がいる窮屈状態だと落ち着かなくなる。
日本のほとんどの図書館の読書コーナーは大体において間隔が狭い。
外国映画で見かける図書館は、隣との距離も適度にあるし、間接照明がシックさを演出しており、羨ましいかぎりだ。ああいう図書館だと毎日通ってしまう。


コンサートにしても静かすぎるのはしんどい。
ピアノリサイタルはもういいな。
一人の奏者を2,000人の観客が固唾をのんでじっと聴いているというのは異様な緊張を感じる。
でもこれが100人の大所帯で演奏するオーケストラだとおれも落ち着いて聴ける。
しかしマーラー9番のエンディング“消えゆく魂”の静寂はいつ聴いてもつらい。
「分かったからはよ終わってくれぇ」と念じてしまう。
ここがいちばんの聴かせどころなんだが(笑)


こうしてみると、おれが公共の空間で好む条件は、空いている、ということなのだな。

それでいながらおそらく都心の雑踏は嫌いじゃない。
少しだけ人混みの中にいて、ぱっと離れる。そういうのが程いい。