■確かにWMしながら本を読んでいる格好は、他人から干渉されたくないという意思の表れとも受けとれようが、ほんとうに音楽が聴きたいし本も読みたいからそういう格好になるものです。

でもこれを同時にするというのは、結局両方とも集中力が欠けてしまうから中途半端でしかない。いい選択ではない。どちらかにすべきだということも内面では重々わかっている。それでも不十分な接し方をするのも、あながち悪くはない。

そこにルービーが入るともうおしまい。摩天楼きらめく享楽世界のドアを開けてしまうのだから。


そんな享楽の世界に浸っているおれを見かけた人が、翌日になって「ぼぶさん、昨日の夜西船にいたでしょう?」なんて言ってくる。
そのとき声をかけてくれればいいのに、と言うと。音楽聴いているようだったから、と遠慮してしまうらしいのだ。

おれとしてはもうその頃はハッピーモンキー状態だから、たとえ音楽を聴いていても愛想よくごくふつうに応対できるから、そうしてもらいたいのだけど、相手からしてみたらやりづらいのだろう。


相手はおれに気がつくが、おれは相手には気がつかない。


通勤途中は人と極力目線をあわさないようにしてしまう。知った顔に会うと挨拶しなくちゃならない。無視はできない。これがめんどー。

声をかけてくれるほどの親しい人なら構わないのだけど、それほどでもない知人と会ってしまうのが、煩わしい。特に帰りなんかはまったく人と会いたくはないのだ。

だから目をちゃんと開けて周囲を見ているようでも、そのじつ何も見ようとしていないことが多い。

これがメガネのときは更にラクになれる。メガネを外してしまえば、ほんとうに人の選別ができなくなるからね。


なんかこう書いていると人嫌いの人が書いているようだな。

実際どうなんだろう。たしかに最近はあまり人と会うという気になれない。

ごくたまに決まった人とだけ会う程度で、それ以上はなぜか気乗りがしない。疲労しているからだろうか、それに今日は一段と眠い。


今日も午後はフリーだからなにかをしよう。

歩くか、映画を観るか、いや、ほんとうは初めからこれをしようと決めてなにかをするということはしたくない。あまりおもしろいことではない。そのときやりたいことをやればいいし、なにもやる気がなければなにもしないのがいいのだから。

どっちみち夜はコンサートに行くのだ。これは決まったことだ。しかしこの先に決まったことがあるというのはなんだか魅力のないことだ。

この先に予定がなにもないという状態がもっとも歓迎すべきことだ。



はい、今週もおしまい。ああ、でも三連休か、これもあまり好きじゃない。