■図書館で団鬼六さんの本を借りようと、そこの検索システムで“ダンオニロク”と打つが、「その名がつく書籍はございません」との表示がでた。

おれの読み方が間違っているのか?と、いろんな読み方を打ち、そのうち“ダンキロク”と打つと、すらすらとリスト名が出てきた。

いやいや、確か“オニロク”でしょう。“ダンキロク”ってなんや?でも図書館が言うのだから“キロク”と読むのが正しいのか?

いまウィキペディアで調べたら、「ほらー!ダンオニロクじゃん!」図書館違うじゃん。今度教えてやろ。


まあ、そんなこともありつつ。団鬼六さんは今年5月にお亡くなりになられた官能小説家ですが、彼のエッセイはとてもおもしろいのです。

エロ小説家だけあって、そっちの方の話はうまいし、ある意味エロに対して真摯な姿勢がうかがえるし、人生に対してもしごくまっとう、そこにもとても好感がもてるのです。


なかでも最近のエロ女優のことを書いた件にはおれも大きくうなずいた。

男の人(特におれくらいのおっさん)ならわかるだろう。

最近のエロ映像の味気なさ、えげつなさはひどいもんで、昔はあったエロチシズムなんてものはほとんどない。

見ていても、いやらしいとか、そそる、とかそういう気持ちになれるものが少なくて、本当におもしろくないのだ。

やたらにオープンで、無意味に激しくて、みんな同じことの繰り返しだし(かといって特殊なエロにはついていけないし)、女優さんもお笑い芸人のようにすぐにとっかえひっかえすぐ入れ替わる。

若ければ誰でもいいかのような、安直さで、出ている女の子も実にあっけらかんとしてやっている。

こんなにもあっけらかんしたとした明るく笑いながらのエロなんてどこが卑猥なんだ。いや、そもそも今は卑猥さを求めていないのかもしれんが。


これは高校のときに友達の家でこっそりと見た外国のエロビデオみたいなもので、明るく動物的なエロに近くなってきたのかも。

でもあれはあんましいいもんじゃないんだよな。

まあ、好みの問題かもしれないが。