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■オアゾの丸善書店から東京駅に目をやると改修工事の様子がよく見える。

新しい駅舎は欧州の宗教建築のような荘厳なイメージになるのだろうか。近代建築の技術でもって無機質なものをつくるのでなく、こういう趣のありそうな建物をつくるのは好ましい。


しかしここんとこの街のテナントの変わりようは激しい。

近所にあった十円饅頭屋さんは数年前の開店時にはいついっても行列が絶えないほどの盛況ぶりだったけど、この前そこを通ったら別のお店にとって変わっていた。

饅頭屋さんにいたてきぱきとした明るい店員さんたちはどこにいってしまったのだろう。

店からどんどん客足が遠のいてついには閉めざるをえないと言われたときの心境はどんなだったのだろう?などと、いろんなことを想ってしまう。

よく見てみると街は効率のいいもの同士の奪い合いのようだ。

これはよく出来た店と商品だ、などと思っていても、そのうちもっとよく出来た店が出没し、それまでの店を喰ってしまう。

で、強いチェーン店だけがどの街角に見られることになり、土地土地の特色といったものがどんどんなくなるという仕組みになっている。

味気ないといえば実に味気ない。が、それがいまの世の中なのだろう。

店もさることながら、そこに働く人達の接客も特色がなくなっている。

いろんな店がつまった商業施設ではちょっとでも店んなかに足を踏みいれただけで「いらっしゃいませ~」と鼻からぬけるような声をかけてくる。

こっちは買う気などはなくただ見にきただけである。でも商品を買うことを期待させているようで居心地悪い、そんでそのまま店を出ると背中に「ありがとうございました」と元気な声を浴びせてくる。

嫌味じゃないんだから、そんな挨拶はいらないとおもいつつその店から遠ざかる。

必然、どうせここに入っても同じようなことになるかと思うとおっくうになって店に入らないで、外から見るだけにしてしまう。

元気はいいけど、それほど気持ちがこもっている感じがしない。

マニュアルであるがゆえだろうか。