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■うなぎはあらゆる食いもののなかで、いちばん好きなものかもしれない。
たまに良いことがあると「うなぎでも食うか」ってことになる。
そして先日、実に久しぶりでうなぎを食った。
それまでときたま家族のなかで「うなぎ食おう」っていう話になったんだけど、なぜか流れてしまった。
というのもウチの近くに手頃なうなぎ屋がないからなのだ。
でもどうしても食いたくなり、ちょっと遠征して買いに行った。
美味かった。なんともいいようもないくらい美味かった。
・・・
えー、うなぎについてはこれ以上書くこともないので“う”はおしまい。



■つぎ、え!
“え”は、映画にしときますか。

先月スタートしたBSプレミアムでは注目作品がおおい。
10日放送した『ノー・マンズ・ランド』はカンヌ脚本賞を獲った秀作。
あのラストシーンは印象的だ。
その後の展開を観る側に考えさせる。
ああいうシーンで終わるとしばらくの間脳裏から離れないものだ。そういう映画が優れた作品だとおもう。

(以下ネタバレ)おれの勝手な想像だと、あの男は助かる。葛藤が限りを尽くし精神的限界になり、「もう死んでもいいや」と自棄になって身を起こす、が、爆発しない。地雷は故障で不発。あっけなく助かるというもの。願望もあるのだが、甘チャンかもな。

これは等身大のキャラクター設定の反戦映画であり、メイン以外の様々なキャラクターにも共感できる。
主人公の二人は最後まで生きられない。
途中で物語の中心はマスコミと国連軍へ移ってゆくなど、この作品の構成はめずらしい。
時折ギャグがちりばめられたりしているが、戦闘シーンなどによる緊迫感とのバランスが崩れることがない。
このあたりは難しいところだと推察する。
例えば、あまりにギャグに走りすぎると観客の緊張感が途切れ、作品事態がめちゃめちゃになってしまうものだ。
この監督はうまくやった。
それに、敵対する二人が安易に仲良くなるといった陳腐な流れにしないところもいい。

録画してあとで観ようと思っていたが、観だすと止まらなくて、結局最後まで観てしまった。おかげで翌日は寝不足だ。


次。
バットマンシリーズの『ダークナイト』は最近ようやく観ることができた。
しかしこちらはあまり良くなかった。
過剰に激しくあり得ないアクションシーンが頻発し、せっかくのいい物語のテーマが活かされていない。
期待していただけに残念だ。
ハリウッドの強みを前面に出したのだろうけど、それがおれにとっては疑問を感じることになり終始ついていけない結果となった。
ただしモーガン・フリーマンのしぶい演技だけはとてもよかった。


次。
上映中の興行収入の順位をみると「ウソだろ・・・」っておもってしまう。
邦画のアレとかアレが上位独占といった情けない結果。
おれはこういう作品は観る気もしないから観ないし、観ないで批判を言うのは正しいことではない。
でも今の映画の大まかな内容はCMを観ればわかるので、この批判は間違っていないという自信はある。

そこで言うのだがまず配給する側の責任がある。
邦画の宣伝部はいろんな媒体とタッグを組んで宣伝しまくる。
主演俳優をバラエティーなどに登場させたりしてね。
それもしつこいくらい宣伝するからそれをそのまま鵜呑みにした視聴者・読者が連れだってシネコンへ足を運ぶ。
シネコンはヒットする作品しか上映しないから非常に偏ったラインナップになる。
そして上位独占。

観客について言えば、他に情報収集手段がないうえ、積極的にいい映画を探すわけではない。
与えられた情報のみに操られ、映画館に行って、観て、泣いたりして、TVドラマとさほど変わらない感動で満足してしまう。

午後10時の映画館のような有意義な企画をもっと広く永続的にやる必要があるのではないか。


とまあ、いつも言っていることだけど、こんな構図がずっと続いている。


はあ、疲れた・・・

うなぎでも食って一杯やりたくなった。