■先週、家の連中と北海道に行ってきたんだけど、あっちは涼しかったね。

でも、向こうの人に言わせると、今年はかなり暑いとのことで、どこも異常気象なのだろう。

しかしこの異常気象がこれからの当たり前の夏となって、この気温がふつうになるとおもうな。

地球の環境もかわる。温室効果ガスの影響はどれくらいあるのか分からないけど、地球自体だって常に変化してきている。

だからこれが異常なんだか自然なんだかよく分からないのじゃないか。


今回の旅行はいろいろ充実して愉しかった。

おれって旅行が苦手でさ、自分から行きたいとかおもわないんだ(行ったら行ったでそれなりに愉しむんだけど)

理由は面倒だということと眠れないということ。

それと東京の街が好きで、ここらでぶらぶら遊んでいれば満足しちゃう。

べつに遠くに行って何かをしたくはない。

(いや、国内は興味ないけどウィーンとかベルリンにはまた行ってみたい)

行ったとしても慌しいのは勘弁。テキトーな時間があればあるほどいい。

名所を見たいとか、有名な料理を食いたいとかもない。

だってどこも混んでるんだもの。

実際、いままでの旅行は、ほとんどスカスカのスケジュール。

その場の流れでなにをやるのか決める。あとで、有名な名所とか知っても「行ってれば良かったな~」とはおもわない。


ドイツに行ったときもこのパターン。なんでもない飯屋にふらっと入って、なんでない普通の街んなかを散策していた。

その方が性にあってるし、心に残る気がするんだよね。時間をあまり意識しないことがポイント。

あと、変にデリケートなところがあって枕が違うと眠れない。旅行にいくとクタクタになって帰ってくる。

でも今回はそういうのもなかったのがよかった。

夜はルービー飲んでぐっすり眠れた。

北海道での出来事を書くと膨大になっちゃうからここでは書かないけどさ(笑)

でもこれほどおもしろいとおもった旅行はないね。

北海道は気に入ったから、今後もお金と時間があればみんなで行くつもりだ。



■で、その充実した旅行から帰ってきたのが夜もおそくて、すぐに眠ればいいものをどうしても音楽が聴きたい。

みんな無事に帰ってきた安心感があって開放的な気分になっているというのもあるけど、ここまで音楽にこだわる自分に呆れた。

選んだCDがカール・ベーム指揮ウィーン・フィルのブラームス『第1』とトスカニーニのヴェルディ『レクイエム』

そこから1時間以上ルービーを飲みつつ聴いた。

音楽に飢えていたから全身にすごく染み渡った。

これはサイトウ・キネンを想っての選曲だろう。

小澤さんの完全復活は遅れているけど、ブラームスがどんな風に響いたのか、とても興味があった。

小澤さんは思ったとおりに動かせない自身の状態について、さぞや歯がゆく、悔しい想いをしていることだろう。

自分にとってのサイトウ・キネンのイメージは初めて現地で聴いたヴェルディの『レクイエム』(1994年)と直結している。

16年前に、一人で松本の街を車で流しながらこの曲を予習していた。

ドラマチックで感情の起伏が激しいこのレクイエムはとても好きだ。