■子どもを近所の華道教室に送っていって、1時間くらい暇な時間があった。

教室の一階が図書館だったので、当然のことながらここに入る。

なにかっつうーと図書館やら本屋にばかり行ってしまう。

読みかけの本もたまってきたから、借りないで眺めるだけにしよう、と誓っていたんだけど、こういうときに限っておもしろい本と出会ってしまうもの。

人との出会いもそうだよね。


書店では何度も見かけて、手にとらなかった立川談春さんの『赤めだか』。

これをなぜか手にとり読書コーナーで読みはじめたんだけど、おもしろすぎてとまらない。

そのうち娘の教室が終わる時間になったので、仕方なく借りることにした。

得意顔でニコニコしながら戻ってきた娘と、肉屋で夕飯の買い物をして、家に帰るやいなや、もう続きを読んでいる。

この本はすごいね。家元が書いた本は何冊か読んだけど、第三者が語る家元というのはまた違ったおもしろさ、すごさが判る。

それと談春さん自信のエピソードもおもしろい。

彼はとても肝のすわった洞察力のある人物だ。

いい刺激になりましたよ、この本。


■刺激といえば、先日とある映画のエキストラに(といっても自主制作だが)出てくれないか?と言われ、撮影現場にいってきた。

ここに来るのは3度目なんだけど(そのうち1回は遊びで)、まさに“現場!”という引き締まった雰囲気なのだ。

初めて行ったときは、あまりのビリビリした雰囲気に胃がいたくなってきた。

あとで監督に聞いたら、ワザとそういう硬い雰囲気をつくっているんだという。

ゆるいと進行が遅れていろいろな人に迷惑がかかるし、作品自体もゆるいものになってしまうからだと。

なるほど。スタッフもキャストもみんな気を抜かないで一生懸命撮影に取りくんでいる。たまに怒声もとぶ。

これは、なかなか経験できないことであり、いい刺激になった。


それにしてもオレの演技は最悪だから、自分が出ている所は見たくもないけどね(笑)


■ついでにもうひとつの刺激。

表参道の裏通りにリーズナブルな中華料理屋さんがある。

この前、ここで餃子とラーメンを食べてて、目の前に“ふーちん一味”という香辛料がおいてある。

「とても辛いのでかけすぎには気をつけてください」みたいなことが書いてある。

だいたいそんなことが書かれているもんだ。どうせ大したことなんだろ。

とおもい、景気よくラーメンと餃子のタレに入れた。

うまいじゃん。ね、なんてことないよな。

と、ひとり余裕かましていたけど、お約束どおり、だんだん効いてきた。

なかなか辛い。汗が額からにじみだす。いや、問題はそのあとだ。

翌日までたいへんだった・・・


おそるべし“ふーちん一味”!