
雨でW杯もあるからお客さんはあまり入っていないんじゃないかとおもったけど、さすがに今回は違う。
なかなかの入りだ。
『監督バンザイ』のときは3人しかいなくて寂しかったけど(笑)
さて、今回の作品は、ひたすらバイオレンスとエンターテイメントに徹している。
それに問題の暴力シーンもそれほどキツいわけじゃない。
『BROTHER』を観たときの嫌悪感もなく、そのところもある意味安心して観れる。
とはいっても、そこはたけし映画。“いきなり起こる”攻撃にはドキっとするが!
この映画には無駄がない。
隅から隅までたけし監督の目が行き届いている。
最近の監督で、ここまで自分のカラーを確立している人はあまりいない。
マーチン・スコセッシ監督『シャッター・アイランド』を観たけど、この作品は随所にスコセッシ風が冴えていたけど、全体的には誰の作品かわからない作品になっていた。
ハリウッドの巨匠でもそういう状態なので、たけし作品の強烈な個性にはうならさせる。
それに強烈なバイオレンスなんだけど、ドロドロしていない。
スピーディーにさらっとしている。
男と女のシーンでもいやらしく(しつこく)ならないばかりか、芸術的な雰囲気だ。
こういう任侠映画では、観ていて嫌になるくらい卑劣というかネチネチしたシーンがよく登場する。
そういう嫌味は一切ない。
ただひたすら抗争のうちに死んでいく男たちをみせる。
たけしさん演じる大友のキャラクターはいつものかっこいいたけしさん。それと椎名桔平さんがすごかった。
怖さもすごいけど、人間味が濃く、とてもいいキャラクターだった。
杉本哲太さんもものすごい存在感。
大使館のカジノのアイデアなんか他の人では出ないだろうな。
たけし作品にしては珍しくわかりやすく描いているので、これはおすすめです。
■そして、ビールを買って家に帰ってみると、子どもたちがまだ起きている。
翌日は県民の日で休みとかでサッカーを見るというのだ。
で、結局おれも最後まで一緒に観た(末っ子は前半で眠ってしまっていたけど^^)
今回のW杯は知っている日本選手もほとんどいないので、あんまり興味をもっていなかった。
でも観ているとおもしろかった。いや、終了間際のヒヤヒヤだけおもしろかったな。あとは・・ね。
子どもは夜更かしと試合を興奮して楽しんでいた。
意外とこういう状態のときって上位までいくんじゃないかな。
じゃんじゃん