■父が入院したと連絡を受け、実家と近くの病院にお見舞いにいった。

でも入院といっても大したことはないと言っていたし、顔をみてなおさら安心した。

むしろ本人は退屈すぎて早く外に出たいと、そればっかり言っているくらいだ。


いつもなら車で足立の実家まで行くのだけど、今日は電車で行った。

久しく地元の駅に行っていなかったから、どう変わったのか?と見てみたかったのだ。

北千住から東武伊勢崎線に乗り継いで3つ目。梅島が俺の実家のある駅。

久しぶりに降り立って、超下町だなぁ、と思った。

駅は懐かしいというか、そのまんまなにもなんにも変わっていない。

下手したら来たのは十数年ぶりじゃないのか。

一気にタイムスリップしたね。

考えてみれば結婚するまでの30年近く、この駅を利用していたんだもの。

なんだかその頃の気分にもどった感じだ。


この界隈は雑ではあるがどこかたくましい。

変な話、あまり気をぬいて歩けるところじゃないから、普段より余計に目つきが鋭くなる。

こういう自由で大きな感覚は久しぶりで、やっぱオレはこの街で育ったんだな、とおもった。


生まれ育った環境はその人間の切っても切れない要素になっているんだ。

だからオレはずっとこの下町気質が消えないんだろうね。


お見舞いして母親と別れて、荒川の土手を越えて北千住まで歩く。

よくそうして通勤していたんだ。朝の散歩で40分くらい歩いて。


そうそう、今日は一人で行ったんです。

両親と3人でゆっくり話すのも久しぶりで感慨深かった。

よくみると、お父さんもお母さんもけっこう老けてきたな。



荒川の土手は太陽の陽がよくふりそそいで、あたたかい。

しばらく芝にすわって野球少年達を見ていた。

みんな気合いっぱいで練習している。

そういえばウチの子どもも今ごろ同じくユニフォームを着て野球をやっているころだ。

アイツもがんばっているころだろう。


千住界隈をぶらついて、コーヒーでも飲みながら本を読もうかと思ったけど、どこも人がいっぱい。

めんどうだから家に帰った。


家では、前日に録画しておいたベルリン・フィルのジルベスター・コンサートを子どもらと観た。

この日のコンサート・マスターはなんと梶本大進さん!

本格採用でないのにこんな大舞台を任されることが驚きだったけど、よく考えたらこういう場面に慣れておかないとコンマスは勤まるはずがない。

梶本さんはめちゃくちゃ一生懸命に弾いていた。

前半はラン・ランをソリストとして向かえてラフマニノフのピアノ協奏曲第二番。

ラン・ランはすっかり大家のごとく貫禄たっぷり。

オケはPPをとくに意識して美しいラフマニノフをつくりあげていた。

後半はチャイコフスキーのくるみ割り人形から第二幕。

エレガント極まりない演奏。

大満足。



年頭、約8年ぶりに仕事が変わったんです。

新しく覚えることがたくさんあるから、脳の回転はいい。

気合も入るから新鮮な気分でもあるんだ。

でも飲みが多くていつも二日酔い状態なのがさらにキツイ。

飲みといっても自分から誘って飲みたいヤツと行っているだけだから誰にも文句は言えないんだけどね(笑)


だからこのブログ更新もなおさら間があきますので、よろしくです。



ジャンジャン!