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■作家は、どれだけ人をみることができるのか?に尽きるのかもしれない。


角田光代さんの『三月の招待状』(集英社)を読みだしたら、作家の、人を深く、なおかつ客観的に洞察する力に圧倒されてしまった。

大学生の頃からの仲良し夫婦が、離婚式を挙げるというところから始まるこのストーリー。

角田さん特有のそれぞれの登場人物の立場で物語がすすむ構成になっている。

あまりにも的を得た人物描写は、おもしろくもあるが、怖くもある。

角田さんの小説はかなり読んできているけど、ときたま怖くて空虚な気持ちになる。それは日常生活でも経験する気持ちなので、等身大の生の人間を描いているということだろうか。

でも根底ではあたたかく人を見つめている。

だから新刊がでると読みたくなってしまうのだ。



何がほんとうに書きたいことなのか、がイマイチ明確に定まらない。

ほんま、ここらでしっかりがんばらないと!と自分を奮起させるんだけど、頭がおっつかないかんじ。

最近はやたらと酒にはるし、山に突然のぼるといった“ワルキューレの奇行”になっちゃっているんだけど、そろそろ目の色を変えてもとに戻らないとな!!


NHKではアジア・フィルムフェスティバルというのをやっていて、『パンドラの箱』というトルコ映画を観ているけど、視点がおもしろい。

ストーリーや録り方も斬新(というより実直)で、ロードムービー的な展開もいい。

世界の映画を観る機会は貴重だ。

東京でもこの前までドイツ映画際なるものをやっていたし、こちらも積極的に接していきたいものだ。



じゃんじゃん