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■村上春樹さんの小説『羊をめぐる冒険』のなかに羊男なる奇妙な男が登場する。

モーツァルトのオペラ『魔笛』のパパゲーノを彷彿させるんだけど、羊男は普通の人間が羊のかぶりものをしているだけなのだ。しかも彼はとっくに死んだことになっている。幽霊だ。

で、なんの話かというと、俺も羊男だなぁとおもったんです。

先週、伊香保の近くにあるなんとか牧場にいったときなんだけど、ここの出し物でシープドックショウなるものがある。

これは広大な丘を舞台として、優秀な牧羊犬がたくさんの羊を追いやるのを見るものだ。

観客席のうしろから颯爽と外国犬が登場してバウバウと吠えまくる。

その瞬間から手のひらにうっすらと汗をかいてきた。緊張しているのだ。

ここでも何度か言っているけど、俺って犬が大の苦手なんです。

幼いときの経験がタイガーホース(トラウマ)になっていて、いまだにどんなにかわいい犬でも触れられない。。。


で、そのショウ。

はるか遠くの丘のうえで幸せそうに草を食んでいる羊達の姿がみえる。

平和そのものだ。

しかし・・スタッフの笛1つで、二匹の犬が猛然と羊達に突進していく!

犬はアッという間に丘を駆けのぼり、羊達に迫る!!

このあたりから、「あー!羊たちぃ!」というモヒャモヒャ(?)な気持ちになる。

犬達はおとなしい羊達に向かって威嚇的に吠えまくり、瞬く間に一箇所に集合させてしまう。

そのまま土煙をあげながら丘から降りさせるんだけど「壮観ですごいなぁ!」と感心したんだけど、それ以上に「なんだかかわいそう・・」

観客席の近くまで先導させられた羊達の表情は恐怖におびえているようで、みんな下を向いてちぢみあがっている。身体も寄せ合っている。

「な、犬は怖いよな。わかるわかる!」と一人で変に同情していた。

そんなこと考えているのは家族で俺だけだったけど(笑)


その後、子羊を触れるコーナーがあってすすんで入っていった。

犬はまったくダメだけど、羊には触れられる。

羊はほんとうに大人しい動物で、かなり親しみを感じた。

俺の前世はホウジロザメなんだけど次に生まれかわるとしたら羊になるんじゃないかな。


ちなみに俺の干支も未年(ひつじどし)です(笑)



ちゃんちゃん