
明確な1つの筋にそってストーリーが進行するわけではない。
マルチェロ・マストロヤンニ扮する映画監督グイドの不可思議な心のイメージと、彼をとりまく個性強い変わった人々との断片的関わりあい(いや濃厚的かな)。
個人的には説明過多な映画にはうんざりだし「なんなんだろ、これは?」くらいなほうが好きだからこの作品には違和はない。
映像としてはどのシーンも魅力がいっぱいだ。
おもいがけない映像がどんどん登場する。
そしてなによりもこの作品には人間そのものがギュっとつまっている。
美しく輝かしく明るい部分、暗く醜い闇の部分、楽しいこと、苦しいこと、泣き、笑い、ふざけ、感情のすべてがあたりまえのように表現されている。これがフェリーニなのだろう。
とかく人に出すのは害のない良い部分だけ、と我々はなりがちだけど、この映画を観るとそれは遠慮しすぎだとおもわされる。時には醜い部分だって出したっていい。もっとオープンでいいんじゃないか。
フェリーニは映画をとっても楽しんで創っているようだ。
■それと、このまえ家の連中と野球を観にいったんです。
(Pから恐竜博のチケットももらったので、そっちにも)
野球観戦なんて十数年ぶり。
前は神宮にヤクルト戦を観にいったんだけど、途中から観て途中で帰ってしまった。
「ルービーいっぱい飲んだし、雰囲気も味わったからもう行こうぜ」って一緒にいった人に言ったら驚かれた。
「なにしに来たの?」って。
そのときはあまり野球に興味がなかったし何時間もじっと観ていることに飽きてしまった。
以来スタジアムには行かなかった。
でも、千葉マリンスタジアムに行ったこの日は最初から最後まで楽しかった。
子どもが野球に夢中で、せがまれて行った。
内野自由席の当日券を買ってスタジアムに入ると、もうワクワクしてきた。
ホーム側は混んでいるので相手側の席に座わる。
それでも周囲はいかにも野球が好きなオッサンや家族連れで埋め尽くされていていた。
上空を見上げれば美しい夕焼けが見えるし、なんだかスタジアム全体がやわらかい空気に包まれているような、ほどいい一体感がある。
後ろにいる家族連れではお父さんが熱心に子どもに解説している。
前の座席はユニフォームを着込んだ熱心なファンのオッサンたちが、さも楽しそうな笑顔でビールを飲んで語っている。
みんな楽しそうな表情でゲームがはじまるのを待っている。
スタジアムがこんなに楽しい空間だったとは知らなかった。
みんなはロッテと日ハムの帽子を被っているんだけど、オレはレッドソックスだし、息子はヤンキースという訳わかんない格好(それしかないし)。
「こいつらはなんの応援で来てるんだ?」って顔でみられる(笑)
イニングが替わるときに売店に飛んでいく。たこ焼きとか焼きソバとかホットドックを買ってきてみんなでテキトーに食う。すぐなくなる。こいつらけっこう食うな^^;
当然ながら俺はルービーも飲んだ。それもけっこうたくさん。ほどいい酔い心地。
試合はおもしろかった。グランドに意外と近く臨場感がある。
野球ってこんなに面白かったっけ?というくらい楽しんだ。
なんか久しぶりの安堵感というか充実感だったなぁ。
たぶんまた行くとおもいますよ。
レッドソックスの帽子かぶって(笑)
じゃんじゃん