■みなさんは眠れない夜ってありますか?
頭も身体も疲れているのに、なぜか睡眠に落ちない。
オレはたまにあって、昨日は久しぶりにそんな夜だった。
11時過ぎにもうなんも考えたくないから、寝るか、ってことで布団に横になるんだけど、いつもの眠さがいっこうにやってこない。
外は時折激しい雨の音がする。
それもなんとなく睡眠の邪魔になっているんだけど、もっと根本の方で睡眠を邪魔しているものがある。
「こりゃムリだな・・」ってことで12時前ごろにキッチンに行って冷蔵庫からルービーを取りだす。
家族はとっくに眠っている。
ルービーを飲みながらTVを観るが、なんだかやけに賑やかで観てられない。
『TAKESHI’S』をちょっとだけ観て、やっぱ本でも読むか、ってことで『1Q84』の続きを読む。
この本は村上春樹さんのなかでは、はじめっからとっつきやすく、解りやすい、そして、主張もはっきりしている。たくさんの共感も持てるし、いろいろと勉強になる。ヤナーチェクもそうだし、世界の動向やら、人間と組織、コミュニティー、人がやるべき本来のこと、などなど・・・「ついに彼は世界を相手に小説を書きはじめた」そんな広大な印象がある。とてもおもしろい。
青豆と天吾の別々のエピソードが徐々に接点がみえてきた。
いまそんなところを読んでいる。
そのうち酔いがまわってきて、本の内容も入ってこなくなった。
反対に気分はリラックスしてきて、ラクになってくる。
そんなときは音楽でしょう。
ショパンの24の前奏曲と幻想即興曲、舟歌、マーラーの交響曲・・そんなのを聴いていた。
時計を見ると2時くらいになっている。それにいい感じに酔っていて、そこからすんなり眠った。
■さて、フェデリコ・フェリーニの映画に『オーケストラ・リハーサル』というのがある。
たしか高校くらいのときにビデオかなんかで見たんだけど、途中でやめてしまった。
まだフェリーニ監督のことをよくわかっていなかったし、クラシックにもそれほど興味をもっていなかったから退屈した。
今だったら最後まで観るだろうが。
オケのリハーサルは、過去には小澤さんやサイモン・ラトルのを見るチャンスがあった。
指揮者によってどれもが違うもんだ。
日曜はクリスチャン・アルミンク指揮でマーラーの交響曲第9番の3、4楽章を見ることができた。
リハーサルが始まる前にアルミンク氏が解説をしてくれた。
だいたいこんな感じ。
マーラーがこの音楽を書いたのは20世紀はじめ。いまから100年前だ。そのときマーラーは、当時の人々が無意味で多忙な生活をとても気にしていた。なんでもないことに時間を忙殺されて本当に大切なことがおろそかになっている。人生の意味すら考えるゆとりがない。こんな状態が人の生活といえるだろうか?なんのために生きているのだ?そんな世の中に批判をこめて書いた。そういう思いを意識して聴くと、音楽の内容がわかりやすくなると思います。と。
しかし、それから100年たった今はそれ以上に深刻な事態になっている。
マーラーが現代を見たらどんな音楽になっていただろう・・音楽に書ける状態じゃないかもな。
ブルレスケ。とても反抗的に演奏する。
テンポはそれほど速くないから、ガチャガチャと騒々しい感じはない。むしろ整然としている。はじめはそれがもの足りなかった。でもすすむにつれて、内容がよくつまっていることがわかる。中間部の天国をイメージさせるうつくしい音楽では、弦がとても美しくうっとりと聴いた。フィナーレに向かってどんどんブルレスケになってきて、最後は充実した音楽の洪水でおわる。
つづく4楽章では、楽譜の指示通りにゆっくりと、ゆっくりと、消え入るように演奏。
この楽章はやっぱり自分にとって特別だ。いろんなイメージが浮かんできて、感動で心がふるえた。
マーラーの第9は、日曜の午前中から聴く音楽ではないが、聴けてよかった。
とむさん、いろいろどうもありがとうでした^^
じゃんじゃん!
頭も身体も疲れているのに、なぜか睡眠に落ちない。
オレはたまにあって、昨日は久しぶりにそんな夜だった。
11時過ぎにもうなんも考えたくないから、寝るか、ってことで布団に横になるんだけど、いつもの眠さがいっこうにやってこない。
外は時折激しい雨の音がする。
それもなんとなく睡眠の邪魔になっているんだけど、もっと根本の方で睡眠を邪魔しているものがある。
「こりゃムリだな・・」ってことで12時前ごろにキッチンに行って冷蔵庫からルービーを取りだす。
家族はとっくに眠っている。
ルービーを飲みながらTVを観るが、なんだかやけに賑やかで観てられない。
『TAKESHI’S』をちょっとだけ観て、やっぱ本でも読むか、ってことで『1Q84』の続きを読む。
この本は村上春樹さんのなかでは、はじめっからとっつきやすく、解りやすい、そして、主張もはっきりしている。たくさんの共感も持てるし、いろいろと勉強になる。ヤナーチェクもそうだし、世界の動向やら、人間と組織、コミュニティー、人がやるべき本来のこと、などなど・・・「ついに彼は世界を相手に小説を書きはじめた」そんな広大な印象がある。とてもおもしろい。
青豆と天吾の別々のエピソードが徐々に接点がみえてきた。
いまそんなところを読んでいる。
そのうち酔いがまわってきて、本の内容も入ってこなくなった。
反対に気分はリラックスしてきて、ラクになってくる。
そんなときは音楽でしょう。
ショパンの24の前奏曲と幻想即興曲、舟歌、マーラーの交響曲・・そんなのを聴いていた。
時計を見ると2時くらいになっている。それにいい感じに酔っていて、そこからすんなり眠った。
■さて、フェデリコ・フェリーニの映画に『オーケストラ・リハーサル』というのがある。
たしか高校くらいのときにビデオかなんかで見たんだけど、途中でやめてしまった。
まだフェリーニ監督のことをよくわかっていなかったし、クラシックにもそれほど興味をもっていなかったから退屈した。
今だったら最後まで観るだろうが。
オケのリハーサルは、過去には小澤さんやサイモン・ラトルのを見るチャンスがあった。
指揮者によってどれもが違うもんだ。
日曜はクリスチャン・アルミンク指揮でマーラーの交響曲第9番の3、4楽章を見ることができた。
リハーサルが始まる前にアルミンク氏が解説をしてくれた。
だいたいこんな感じ。
マーラーがこの音楽を書いたのは20世紀はじめ。いまから100年前だ。そのときマーラーは、当時の人々が無意味で多忙な生活をとても気にしていた。なんでもないことに時間を忙殺されて本当に大切なことがおろそかになっている。人生の意味すら考えるゆとりがない。こんな状態が人の生活といえるだろうか?なんのために生きているのだ?そんな世の中に批判をこめて書いた。そういう思いを意識して聴くと、音楽の内容がわかりやすくなると思います。と。
しかし、それから100年たった今はそれ以上に深刻な事態になっている。
マーラーが現代を見たらどんな音楽になっていただろう・・音楽に書ける状態じゃないかもな。
ブルレスケ。とても反抗的に演奏する。
テンポはそれほど速くないから、ガチャガチャと騒々しい感じはない。むしろ整然としている。はじめはそれがもの足りなかった。でもすすむにつれて、内容がよくつまっていることがわかる。中間部の天国をイメージさせるうつくしい音楽では、弦がとても美しくうっとりと聴いた。フィナーレに向かってどんどんブルレスケになってきて、最後は充実した音楽の洪水でおわる。
つづく4楽章では、楽譜の指示通りにゆっくりと、ゆっくりと、消え入るように演奏。
この楽章はやっぱり自分にとって特別だ。いろんなイメージが浮かんできて、感動で心がふるえた。
マーラーの第9は、日曜の午前中から聴く音楽ではないが、聴けてよかった。
とむさん、いろいろどうもありがとうでした^^
じゃんじゃん!