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■5月25日19:00。上野、東京文化会館、大ホール。東京都交響楽団定期演奏会。指揮小林研一郎。曲目ベドルジハ・スメタナ作曲 連作交響詩“わが祖国(Má Vlast)”全曲

これはですね。感動的なコンサートでしたよ。

この日の東京文化会館は通好みの聴衆ばかりなのか、こういう落ち着いた雰囲気はひさしぶりだった。

意外にもコバケンさんのコンサートにいくのは初めてだったが、独特の指揮法によりオーケストラから渾身の響きをひきだしていておもしろかった。彼の音楽に対する姿勢はとても謙虚で気高い。いい指揮者さんだ。



冒頭の『ヴィシェフラド』から気合が入りまくり。指揮台からおっこちやしないか、ヒヤヒヤした^^;

5曲目『ターボル』と『ブラニーク』は、「クライマックスがまさにここにあるぞ!」というのが分かる凄まじく充実した力演。

この曲を聴きはじめたころ、この2曲だけがどうもはいってこなかった。

4曲目までは楽しいリズミカルなシーンが多く、とっつきやすい楽想なのに対し、この2曲のもつ激しく陰鬱なものが、楽しめなかったのかもしれない。

それはこの曲が“楽しい曲”ではないのだからそういう目線で聴くのがそもそも間違っている。

ここでのスメタナの主張は、自由への激しい希求、外的な圧力との闘いだとおもう。

しかし『ブラニーク』は、祝典的な響きが加わってきて華やかに全曲をしめる。

祝典的なんだけど、こんなにも感動的な祝典音楽はない。


このクライマックスでは、その時まで幾分感じていた鬱屈としたオレの気分が、どっかへぶっとんだかのような開放的な気持ちになった。

もともとこの演奏会に行こうとおもったのは、これを期待していたのがはじまりだった。

流れのせいにしてはよくないのだけど、悪い流れってあるじゃないですか。

仕事でも私生活でもなぜかうまくコトが運ばない。それに対するどこにもぶつけようのない苛立ち。

親しい人と話したりして軽くなるのだが。

それとは違う療法として、スメタナを聴けばそんな調子のあがらない気分をとっぱらってくれるんじゃないか?と。

果たしてそのとおりになった。そうとうたくさんの元気と勇気をもらった。

やっぱりこの曲はすごいわ・・・


しかもコバケンさんと都響のすばらしいこと!

都響はどのパートも技術が高いだけでなく音楽にかける意気込みもよかった。

質の悪いオケだと響きがスカスカになってまとまり感がない。都響はまとまり感があり、安定感もある。

日本のオケでここまで重厚な響きがだせるのはすごいことだよーん。



なんか風邪気味なのかボーっとして、スカスカの文章だけどそのままのっけます^^;



じゃんじゃん!