
ここんとこいろいろと多忙でBOOKとMUSICのTIMEが限られている。
それでも合間をみつけて読書と音楽をたのしんでいる。
これがないとオレの場合生活がまったく味気ないものになってしまうし、自分のペースでいられない。
■まずはBOOKS
いまはこんな本を読んでいる。
★森絵都さんの『風に舞いあがるビニールシート』
これは衝動買い。
新聞広告をみて、「大切な何かのために懸命に生きる人たちの、6つの物語」というキャッチフレーズにやられた。さらに表紙のうつくしさにも心ひかれた。
そして読んだことのない作家さんの作品に接したくなっていたから、このタイミングもよかった。
そこまで揃うと「これはきっといまの自分に必要な本なのでは?」とまで思い込んで、その日に買いにいった。
これは短篇集。
どれもまさに“大切な何かのために懸命に生きる人たち”が主人公になっていて、まるで眠っていた”勇気”が目を覚ましたかのような新鮮な気持ちになれる。
それに彼女の物語(の要素)はじつに現代的だ。いや未来的といったほうがいいかな。
今までの慣習や常識なんかにはとらわれることがなく、もっと広い未来を見据えて、いかなる困難にも立ち向かっていく勇ましさと、自由さがある。
どのエピソードも読み終わると心に残る。
熱き想いや、さやしさに満足した想いが。
これはお勧めです。
★『ベートーヴェンの手紙』(下巻)
いまベートーヴェンのすごさを再認識している。
彼の音楽は適切な言葉ではないけども、最大限の効果を狙ったものであるともいえる。
スフォルツァンドの使い方や執拗な楽想の繰り返し。
彼はなにを目指して音楽を書いていったのか?という“根本”がみてみたい。
そういう今まで感じなかった側面が気になった。
この手紙集と作品をつうじて発見があればおもしろい。
★『羊をめぐる冒険』
ノルウェーの森がかなりよかったので、次なる村上春樹作品に手をだしている。
これは大学時代の友人が昔っから薦めてくれた作品だけど、なかなか読む気がおきなかったもの。
ノルウェーとはまるで違う作風だがこれもおもしろい!
★『白州次郎 占領を背負った男』
これはオレの親父に借りた本。
白州次郎という人物はその名前しか知らなかったが、実に実に爽快で、豪快で、人間味が濃くて、本当の強さと優しさを知っているし、時には信じられないほどだらしなく、弱みをみせる・・とにかくかっこいい人物だ。
これも夢中で読んでいる。
■次にMUSIC
ラヴェルの「マ・メール・ロワ」の“妖精の園”をスコアをみながら聴いた。
小澤さんのときも思ったが、これは言葉ではとうてい言えないほど幸福に満ちた音楽だ。
ラヴェルの優雅で繊細なメロディーが上品なやさしさで心をいっぱいにしてくれる。
この音楽にであえたことを本当に幸せにおもう。
あとはプロコフィエフのピアノ協奏曲第三番。
この曲はあらゆる”楽しさ”が経験できる音楽。
楽しいと一言でいっても、そのじつは中身はいろいろあるものだ。
とにかく何種類もの”楽しい”がある音楽だ。
ランランとガッティ(コンセルトヘボウ)、アルゲリッチとアバド(ベルリン)を好んでよく聴いている。
とくに後者は名演中の名演だとおもう。
今週はこんな感じです!
SEE YOU!
じゃんじゃん♪