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■これは作品を書くうえで気をつけていることの一つ。

クラシックを聴いていて、いつもおもっていた。

優れた音楽はどこをどう取りだして聴いてもおもしろいもんだと。

モーツァルトの交響曲41番の終楽章の途中から2分~3分だけ聴いても文句なしにおもしろい。ベートーヴェンでもシューベルトでもプロコフィエフでもおなじ。

映画でも小説でも同じことが言える。

これは必須条件かもしれない。

全体として良かった、といだけではもの足りない。

どこを読んでもおもしろい!と感じるものを書いていきたい。


それと、音楽の流れというか、音楽全体の構成、もっていきかた。

チャイコフスキー交響曲第4番、第1楽章終盤のクライマックス。

どういう風に進行させて盛り上げていくのか、チャイコもかなりな腕前だし、おもしろくて参考になる。

音楽は物語をつくるうえでのヒントとなることがおおい。


■いつもは集中できないからできるだけ静かな空間でシナリオを書くのだけど、昨日はブラームスの交響曲を聴きながら書いていた。

ほとんどのブラームスの楽曲は悩みに悩んでいる。そう聴こえる。

葛藤やもどかしさがそのまま音楽になっている。

行ったり来たり・・決断したり撤回したり・・迷っている。

短気な性格だったといわれるブラームス。

日常生活ではどうしても表現しえない葛藤や怒りが音楽となって爆発している。

ここはベートーヴェンとはまるっきり違う。

ベートーヴェンは様々な苦難が降りかかってきて、常に闘いの一生だっただろうけど、音楽はブラームスのようにモヤモヤしていない。

作曲していくうちに葛藤や迷いに打ち勝っていくのだろうか、出来上がった作品は立派で輝かしくスッキリしている。

ここは二人の性格の違いがでているようで興味深い。


昨日はなんだか俺自身がはっきりしない一日で、シナリオを書きたいがまったく気分が乗らない。

まさにモヤモヤの一日だった。

そんなときにブラームスの交響曲第3番の第2・3楽章(アバド指揮ベルリン・フィル)を聴きながらなんとなくPCでシナリオを書き出した。

すると、これが妙に自分の心情と合致したのか、スラスラと書き出して止まらなかった。

ちょうど苦悩するピアニストが題材だったせいもあって、ブラームスの音楽を吸収しながら物語に転化していった。

今はモヤモヤと己と格闘するブラームスが気持ちにあうのかもな。

俺ってけっこうモヤモヤした性格してるからな~^^;


じゃんじゃん!