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■いよいよ来週からコンサート週間がやってくるので予習をしている。

なかでも27日のベルリン・フィルがやるマーラーの歌曲『リュッケルトの詩による五つの歌曲』をはじめて聴いて(ブーレーズ指揮ウィーン・フィル盤)その魅力にはまっている。

清らかで美しいマーラー的な“ゆれ”が心地いい。

それにドイツの詩人フリードリヒ・リュッケルトの詩にとても愛着を感じている。

例えば1曲目は次のような歌詞(メゾ・ソプラノ)
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きれいだからってだけだったら、愛してくれなくたっていいわ。

お日様でも愛してなさいよ、金髪だし。

若いからってだけだったら、愛してくれなくたっていいわ。

春でも愛してなさいよ、毎年若くなるし。

お金持ちだからってだけだったら、愛してくれなくたっていいわ。

人魚でも愛してなさいよ、きれいな真珠いっぱい持ってるし。

愛してるから愛するんだったら、うん、私を愛して。

ずーっといつまでも、私のことを愛してね!
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ってな具合で率直でとてもかわいらしい歌。

後半は生と死といった内容になってくるけど、音楽は暗く沈んだりしない。

ベルリン・フィルはこの他にハイドンの交響曲92番『オックスフォード』とベートーヴェンの『田園交響曲』をやる。全編明るく美しいプログラムだ。

実は『田園』はベートーヴェンの交響曲では唯一はまりこんでいない曲なんです(CDも少ない)。

実演ではけっこう聴いてきているのになぜか“とりつかれない”のだ。

そんなんで、今回改めて聴きなおしている。

先日アーノンクール盤をスコアとともに聴いていたけど、この曲のもつ牧歌的な明るい雰囲気がよく伝わってくる優演で“とりつかれ”はじめた^^

もっと聴きこんでいこう。

来週はチョン・ミュンフンとツィマーマンのルトスワフスキのピアノ協奏曲(これも予習している)で、ベルリンの翌週はゲルギエフとロンドン響でプロコフィエフ。

毎週サントリーホール通いでとてもしあわせだ^^



■先週ジャーナリスト筑紫哲也さんがお亡くなりになりました。

筑紫さんは音楽がとても好きらしく、サントリーホールでよくお見かけしたものです。

2001年のサイモン・ラトル指揮ウィーン・フィルによるベートーヴェンチクルスの際。

僕は早めにアークヒルズに着いてテラスにすわってコーヒーをのんでいた。

するとANAホテル(現:インターコンチネンタル)の方から筑紫さんが1人でラフなジャケット姿であらわれた。

目が合ってなんとなくニコッとして頭をちょっと下げると、筑紫さんもペコリとしてくれた。

「筑紫さん、コンサートのあとニュース23に出るんだよなぁ。時間のないなか聴きに来るとは相当好きなんだな。ま、この公演は外せないけど」と見ていた。

多くの方が言っていたけど、僕にとっても筑紫さんの言葉は気になる存在の一人だった。

気になる事件が起きると、筑紫さんはなんというコメントをいうのか?と夜11時になると6チャンにあわせたものだ。

まともな世界観と認識をもち、しっかり主張してきた人がまた一人いなくなってしまい残念で寂しい。