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■いい映画を観るというのは、ほんとうに幸せな気持ちにさせてくれる。

宮崎さんの『崖のうえのポニョ』はまさにそういう作品で、楽しくて嬉しくなる作品だ。

オレもけっこう笑ってしまい、子どもと一緒にのめり込んで観たので、なんだかすっかり元気になってしまった。

ここには宮崎さんのやりたいことがぜんぶ詰まっている!

あんまり余計なことは考えずにやりたい放題と言ってもいいかもしれない(笑)

すごく自由につくっている感じがして、それがまたいいのだ。

大洪水による神秘的で美しい世界、清々しい気持ちをもった威勢のいいヒロイン、ヒヤヒヤさせられる痛快なカーレース、摩訶不思議で美しい妖精的な世界、おいしそうな食事で、たべっぷりのいい元気な子ども・・

考えてみれば、ほとんどの創作者はいつでも同じテーマを追求するもの。

だから毎度のシーンが出てきてもそれが本人の内面から自然に湧き出たものだから、飽きるということはなく、すごいなと思わされるのだ。

今回の作品のように、好き勝手にじゃんじゃんやりたい放題をやっていくべきだろう。

近年の宮崎さんの作品はどうも小難しくてしっくりいかなかっただけに、今回のぽにょは待望の作品だ。

カリオストロ、ととろ、紅の豚と並ぶ好きな作品になった。


■『音楽の友』の最新号はひさしぶりの小澤さんの特集をくんでいた。

なかでも近況が興味深かった。

小澤さんは、5月に患った椎間板ヘルニアはすっかりよくなって、音楽活動を再開しているという。

スイスでの若手音楽家の教育プログラムをこなし、今ごろは日本で『小澤征爾音楽塾』によるオペラ公演の指揮をしているはずだ。

今の小澤さんからは目が離せない。

とても深く充実した本物の音楽をつくりだしている。

来月のサイトウ・キネンもとても楽しみにしている。

それと、今後の予定として、ボストン交響楽団定期演奏会への6年ぶりの復帰があるとのこと。

三十年近く続いたボストンの音楽監督を辞めて以来のシンフォニーホールでの指揮。

地元の人はさぞや楽しみにしていることだろう。

しかも曲目が十八番の『幻想交響曲』。

どんな演奏をして、聴衆の反応はどうなのか?なんだか、自分が聴くわけでもないのにワクワクしてしまう^^

その他、ニューヨーク・フィルやシカゴ響にも客演する可能性があるという、是非とも実現してすばらしい演奏を繰り広げてもらいたいものだ。

しかし、くれぐれも健康だけには気をつけてほしい、と強く思う。