
ここはロシア大使館にも出前を届けているそうで、ロシアの方々には定評があるのだろう。
ロシア料理というものをはじめて食べたけど、とても美味かった^^
なんというか、とてもあたたかい家庭的な料理で、つくる人の気持ちがこもっているとでも言おうか・・
(もちろん料理自体も文句のつけようがないくらい美味いのだが)
僕は、料理というものはテクニックだけではなく、作り手の気持ちの入れようが重要なファクターだと思っている。そういう点でもここはいいお店だ。
普段は飲めないロシアのルービーや、定番のボルシチやピロシキもはじめて食べたが、美味いね。
ウオッカも恐る恐る飲んでみた(笑)
店内はさほど広くはないのだが、気取らない雰囲気が居心地いい。
『カラマーゾフの兄弟』を読んでいると、ロシアの食事風景が頻繁にでてくる(父親のフョードルはいつも大きな食卓でゆったり時間をかけて食事を楽しんでいる)。
これまでロシア料理を知らなかったので勝手にイメージを膨らませていたが、今回いろいろ食べてみてようやくわかってきた。
食事というは、そのままその国の文化なのだろう
(そういう点では日本の食事(文化)はだいぶ変貌した)
こういう料理を食べているロシアの人たちの生活風景までもわかってくるかのようだ。
『カラマーゾフ・・』の三男アリョーシャが兄と会っているときにジャムだけを食べるシーンがあって「なんでジャムだけ?」と不思議だった。
それにお茶にジャムを入れたり・・??(美味いのかな?)
最後にチャイというロシアのお茶を飲んだ。
紅茶にジャムを入れて甘くして飲むのだ。
「これか~!」と思った。
小説で出てくるお茶にジャム!
これは寒いロシアの地によく合う。
「なるほど~!これはいいね。じつに美味い。」
料理もおいしいのだが、いちばん印象に残ったのはこのロシアンティー。
ロシアの文化にいちばん触れた気がしたし、僕自身すっかり気に入ってしまった。
■それと、このお店のやさしそうな感じのオーナーとちょっとお話をしたんです。
なぜか店内にはスラヴァ(今春に亡くなった偉大なチェリストのロストロポーヴィッチ)の映画のポスターやら写真が飾ってあるので、これは話を聞かないわけにはいかないですよね。
2年くらい前にある食事会があって、それにここのオーナーが料理を届けたときに、スラヴァがいて話をされたようです。
オーナーはスラヴァのことを熱く語ってくれた。
偉大なチェリストとしてではなく、1人の人間として彼を尊敬して慕っているのかがわかる。
スナップにはこのお店でつくられたピロシキとスラヴァが写っていた。
スラヴァはこういう食事をして生活してきたのだ。
ドストエフスキーもチャイコフスキーもプロコフィエフもムラヴィンスキーもゲルギエフも^^
ここにはまた行こう~っと!^^