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■昨夜の赤坂サントリーホール(11月20日)。
(アークヒルズにくるといつも「あ~、やっと帰ってきたな~」という気持ちになる^^)

マリス・ヤンソンス指揮バイエルン放送交響楽団の演奏会。
これはめったに体験できないほど、幸福に満ちた気持ちにさせてくれた。

とにかくヤンソンスとオケがすばらしい!(もちろんマーラーのスコアも!)

大きく、ふくよかで、あたたかく、輝かしい“何か”に包まれているような音色で、心の底から感動しっぱなしであった。

1曲目のメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲(ソリスト:サラ・チャン)
とにかくオケが素晴らしすぎて、僕としてはソリストに感心がいかなかった(チャンさん、すんません)。
なぜだか分からないが、第1楽章から心が震え、涙がつーっと頬をつたった(演奏会ではめったにないのですが・・)
そして2楽章では、その想いがもっと加速して涙を拭うのに苦労するほど(それって、どんなんでしょうね^^;)


次は、極めつきのマーラー交響曲第5番。
これは・・あまりにいろいろ想いすぎて、今はほんの少ししか書けない。
というかあまり書くことができない・・

マーラーでも第9番と並んでもっとも好きな楽曲であるし、今までの思い入れもある。
第3楽章終盤の凝縮度はとんでもないレヴェルに達していた(あそこで誰も拍手をしなかったのは偉い!)
続くアダージェットは、美しさの極み!と言っても本当はもっともっと凄かった!
マーラーのアルマに託した想いとかも重なって、こちらも熱い想いがわいてくる。
終楽章の歓喜・躍動・・・うーん・・なんていうんだろう・・(適切な言葉がない)

終始、全神経をオープンにして椅子から飛び出さないように(笑)ふんばりながら、生死をかけて聴いているような感じで、そんな演奏にはなかなかめぐり合えない!

ヤンソンスとバイエルンは僕のなかでは世界で一番の理想的なコンビ。
2年前に彼らのコンサートに行ったときも、同じように感じていたことを思い出した。
23日も同じくサントリーでやる(ブルックナーなど)が、この日は友達の結婚式があるので、さすがに行けない(それがなければ行っていた!チケットも余っているようなので)

音楽っていうのは言葉ではぜったいに言い表せないもの。
でも、そこには非常に多くの“人に大切な要素(メッセージ)”が含まれていると確信した。
彼等の演奏を聴いて、じつにさまざまな感情が浮かんできた。
それは普段の生活では到底出てこないであろう感情なのだ。
喜怒哀楽といってしまえばそれまでだけど、そのどの感情でも幅がでかい!
喜びも悲しみもモロに心で体験する。

それに、この演奏を聴きながら、自分の人生についてもどこかで考えていた。
もっと人らしく生きたいと思ったり、気持ちの濃い人間になりたいというか、マーラーに感化されているんでしょうね。

また、こういう体験は“人間の幅”が広がるんだと思った。
先日行った仲道さんのコンサートでもそうだったが、すばらしいコンサートに接したあとは数日間はほんわかとした暖かい充実した気分になっている。
今もそうだ。

まだ全然書き足りないけど、きりがないのでとりあえずこの辺りで^^



■そして、帰りはヤンソンス氏に会ってみたいと思って久しぶりに楽屋口に行った。
しかし、疲労のためかサイン会はなしとのこと。居合わせた20名ほどは残念がっていた。
でも、それでもいい。無理して体調を壊してはいけない。

その後、近くのコンビニでルービー(奮発してエビス^^)を買い、飲みながら電車で帰った。
演奏会の幸せな興奮状態でもあったので、長い道のりもあっという間だった。
その後の乗り継ぎ駅で買い足したので、結構飲んだな~(笑)


じゃん!じゃん!!
ワー!パチパチ(拍手とブラボー速過ぎだって^^;)