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■映画『不都合な真実』を観た。

アル・ゴア氏の地球温暖化防止にかける熱意が分かりやすく伝わる。

これはまず、「映画としてどうなんだろう?」と思ったが、現状がもうそういうレヴェルではない。

温室効果ガスによる地球温暖化の問題は、実際にさまざまな弊害を我々にもたらしている。

「いったい何がどう問題なのだ!?」という素朴な疑問に応えてくれるとともに、その大変な事態を知ることができ、とても怖い思いもする。
でも、これはみんなが知らないければならない問題。なぜなら、各人ひとりひとりの問題であるとともに未来の子どもたちに降りかかる問題なのだから。

初めはゴア氏の政治的なPR色の濃いプロパガンダ映画かと斜に構えて観ていたが(そういうシーンもあるが)、これはフィクションではなく、真実そのものであることが分かるので、真剣に見入ってしまうのだ。
彼は各国で講義を開催し、その国の人々を議論し、現状を訴えかける。
また、このような映画を使って(あまり好きな表現ではないが)大衆に意識をつけさせる。
観る方、聴く方は、そこでどう思うのかは自由だ。
しかし、この映画には、なにかそういう余裕のある状態ではなく、見る人の意識に直接訴えかける強いメッセージがあるのだ。
それはみんな地球温暖化の問題は深刻である、ということを知っているからだ。

ゴア氏の昔の苦い体験も紹介されている。なぜ、彼がこれほどまでに温暖化対策に本気で取り組んでいるのか?その経緯も分かって興味深い。

人はある苦境を体験すると、変わるもの。

人生の目標がバッと目の前に現れるときがある。

そういうときは極端にいえば、寝食を忘れてそれに取り組む。自分の本当に役目を見つける。

そういう気持ちになるのだろう。

この作品はみんなに観てもらいたいドキュメンタリーだ。