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■ラジオから流れるリムスキー・コルサコフの『スペイン奇想曲』を今朝聴いた。

指揮はキシル・コンドラシンで1958年の録音だという。

この演奏はものすごく立派なもので、この曲に対する既成概念が変わるほどだ。

すべての楽器が息づいているし、コンドラシンの指揮のもとにオケの全員が結集し、一本の太い幹のような充実感がある名演だ。

昨夜は久しぶりにちゃんと音楽を聴いた。

まずは、トスカニーニ指揮のレスピーギ『ローマの祭り』

この曲はトスカニーニに限る。祭りのクライマックスの熱狂はとんでもない白熱で、モノラル録音ながら満足度が高い。

トスカニーニといえばロッシーニの『どろぼうかささぎ』序曲も彼の指揮ほど満足できる演奏に出会ったことがない。

冒頭の行進曲のハイテンポなリズムといい、折り目正しさといい。正座をして聴かないとトスカニーニに怒られそうな威厳たっぷりな演奏だ。

それにセルのベートーヴェン『エロイカ』。

これはクリーブランドのスタジオ録音だが、セルはライヴが断然いい。

ウィーン・フィルとのザルツグルグ音楽祭のベートーヴェンはとんでもなく熱い演奏で、これぞセルの真骨頂ではないだろうか。ウィーン・フィルの本気度も凄い。なので、そうしょっちゅう聴ける演奏ではない。


これらの音楽は久しぶりに自分を懐かしい場所へ連れて行ってくれた。