■憲法改正をめぐる一連の動きに目が離せない。

あまり大きな声では言えないが、僕は普段は政治への関心はあまりない。

国会で行われている答弁を聞くと、その言い訳がましい話し方と、本題をはぐらかす小手先の話術、外野の汚い卑怯な野次・・・まったくくだらない『政治家ごっこ』をしているとしか思えないからだ。

これがまともな大人のやることか?

真剣なふりをしているが、見ている一般国民は真剣さが感じられないのだ。

しかし、そんななかでもこの国の政策はどんどん決定されていく。

本来はけっして無関心ではいけないのだ。

今回の憲法改正をにらんだ国民投票法成立は、いやでも無関心でいられなくなった。

いつもと重みが違う審議をしていることを、ひしひしと感じる。

新聞各紙の主張もバラバラ。

ウチは読売をとっているが、概ね憲法改正、第9条改正に賛成のようだ。

イラク戦争のときもそうだが、読売はこの戦争に賛成だった。

むろん、憲法第9条の改正はイラク戦争のような有事になったときには自衛軍を派遣しやすくなるので、憲法改正に賛成なはずである。

一方の朝日は慎重だ。

たたみこむように成立したこの法案決定の足どりをみて「ちょっとまてよ・・」という姿勢だ。

僕は迷っている。

どちらの主張を読んでも、納得できる部分がある。

しかし、どちらかと言えば、慎重派だ。

憲法を改正することに反対ではない。メインの第9条を改正する真の狙いが何なのか見たいのだ。

遠くない未来での東アジアの情勢はどうなっているのか?日本政府はそれをある程度想定していて憲法改正を行うのだろう。

その選択は間違っていないのか?日本国民はどういう立場に追いやられるのか?いや、いまや日本だけではない世界情勢はどうなっているのか?

国際的な面子を保つのが目的か?国民の幸福が目的か?どうなんだろう。

福沢諭吉 学問のすすめの言葉。「愚民の上に苛き(からき)政府あり」人民がしっかりしていれば政府もよくならざるを得ない。

国を良くも悪くするのも国民しかないということか。