
また一つ、大きな想い出の場所がなくなることへの寂しさと、本当に味のあるものを残さない街(企業)の選択のもどかしさと、必要以上に様変わりをし続ける首都圏の不気味さを感じた・・
三信ビルは、僕が高校生の頃から何度も足を運んだ場所。
きっかけは日比谷駅出口の1つが三信ビルに直結していて、映画館街に抜けるのにこの建物に入ったときのこと。
入るなり、すぐにこのビル内部がもつ雰囲気の虜になった。
西洋風でレトロな館内。格調の高さが感じられ、落ち着いた雰囲気がとても気に入った。
中でも写真のエレベーターホールがよかった。
とても日本にいるとは思えないような、欧米の映画の1シーンのなかにいるかのようなかっこよさ。
高校生だった僕は当時から映画が大好きで、映画製作をする部活に入っていた。
いつかはここを舞台とした作品を撮りたいと思い。いつくかシナリオを書いていた(授業中にも!^^;)
それだけ三信ビルは想像力が働くビルだったのだ。
建替えられるビルはある程度、三信ビルのような雰囲気のある建築となるらしいが、果たしてどうだろうか。
東京はどんどん変わる。
東京駅周辺も六本木もどんどん変貌している。
そのうちこういう新しいスポットにも行くことがあるだろうが、落胆するような場所であってほしくない。
メジャーな店舗がただ単に乱立するだけの商業施設というのではなく、文化を感じさせてくれる、落ち着ける空間であってほしい。