
銀座で降りて、雑誌で知った立ち飲みやを探す。
ほどなく“\300”の文字。
歌舞伎座近くにある、何でも300円の立ち飲みバーへ潜入。
ビルの地下1Fは薄暗く、アメリカンな雰囲気。
まだ、時間が早いらしく客もまばら。
若いアンちゃん風な連中が騒ぐことなく飲んでいる。
でも、ここはちょっと雰囲気が合わないので、ルービー2杯をそそくさと飲んで外へ出る。
次に行く店はもう決まっている。
有楽町のガード下にある昭和初期のような雰囲気のオープンな飲み屋。
子供のころからこのガード下を通るたびに気になっていた。
独特の飲み屋のにおいが子供だった僕に“違う大人の世界”のイメージを定着させる。
でも、なんだか嫌いじゃない雰囲気だと感じていた。
その店に行くと、酔ったサラリーマンとOLと外人さんで大賑わい!
焼き鳥の煙もすごく幻想的な雰囲気だ。
「席・・空いてるかな?」と威勢の良いおばちゃんに訊くと、狭い座席に案内された。
ここでルービーともつ煮とレバー焼き鳥と豆腐を注文。
つまみ美味いじゃん。
他の客と話したくなって、「ちょっと席移動できないかな?」とおばちゃんに訊くと。
空いている席は団体さんが入った場合のだから、今はちょっと無理、とのこと。
そんで、仕方なく(?)このおばちゃんとずっと話していた。
大ベテランに見えたこのおばちゃんは、ここで働いてまだ1年足らずなんだって。
なんでも、この店の古い雰囲気と活気が良くて、勤めを変えたらしい。
なるほど・・
こういう店はなかなかない。
外国人用のガイドブックに載っているらしく、外国人が絶えない。
時折僕も「レッツドリンク、ウィズミー!」などと言ってみた。
でも、帰るところなので飲めなった。
それにこの店のトイレ。めちゃくちゃ和式で狭いんだけど、欧米人にとってはどうなんだろう?
これも東洋の神秘的な面白さなのだろうか?
とにかく、僕はここが気に入った。
大学祭のような“みんな友達”のようなオープンな雰囲気!
一人でも楽しめるので、またひょっこり酔ってみよう。じゃなくて寄ってみようっと!