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■昨日の晩はリドリー・スコット監督の『テルマ&ルイーズ』をDVDで観た。
この作品はたしか高校か大学の時に銀座で観たはずだったが、内容がすっかり忘れてしまっていた。
でも、好きな監督であったし、いつかは観なおしたいと思っていたのだ。
で、今回観たのだが、予想以上に面白く、すっかり夢中になってしまった。

■親友であるの2人の若い女性が、日常生活から一時抜け出そうと小旅行を計画する、途中、ふとしたことがきっかけで殺人を犯してしまい、逃避行がはじまる・・

■ジーナ・デイビスとスーザン・サランドンはとてもみずみずしく演じており、すっかり2人のファンになってしまう。
この映画はとても映画的な作品だ。
余計な説明はない。
映像で見せているのがとても気に入った。
テルマの旦那であるカーペットのセースルマンが毎週末浮気をしているが、ここでも観客には間接的に解らせるだけ。
夜明けにルイーズが一人で起きて、大自然の美しさに見とれて考え事をしている静かなシーン。
テルマは「何してたの?」
ルイーズ「別に・・・」
ただこれだけ。
観る側は、いろいろと憶測する。
こういうシーンはとても印象に残るもの。
随所にあるのだ。
最後のシーンは壮絶な決断をする2人。
そのときの笑顔は最高に素敵だ!

■日常から一歩ドロップアウトして世間を見る。
その爽快感と違和感。
でも、それこそが真の自分に戻れるのだ。
テルマが逃避行の途中で「こんなに目覚めているのは初めて!」というセリフ。
観ている人も、一緒に窮屈な世間から逃げているのだ。
リドリー・スコット監督作品でも最高の1本だ。