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■実に画期的な本が出版されたものだ!
ドストエフスキーの代表作『カラマーゾフの兄弟』は数年前に新潮文庫を買って読んだけど、上巻の最後の方であえなく挫折。
『罪と罰』はすごく面白く読めたから、一気に『カラマーゾフ』だ!と思ったけど、どうも内容が入ってこない。
でも、気になる作品であったので、いつか再チャレンジと心に決めていた。
そこに、光文社から新訳で『カラマーゾフの兄弟』が発売になったのだ。
で、昨日、早速本屋さんで見てみると確かに読みやすくなっている。これなら読破できそうだったので購入。
翻訳者はドストエフスキーの権威ある研究者で亀山氏。
読書ガイドとして巻末に作品の背景やロシア独自の宗教のありかたなどが解説されていた。
これが大変参考になる。
キリスト教派は日本人には馴染みが薄いせいか、よく分からないもの。
それが、体系的に述べられているので、作品の背景に流れる宗教観がだいたい理解できる。

■光文社の新訳シリーズは大変意義あるものだ。
埋もれた名作に新しい光をあてる。
これは音楽の演奏に似ている。
J・S・バッハの演奏をアーノンクールのように新しい解釈で現代の私たちに紹介する。
それによりバッハに興味を持ち、理解できるようになる。
本の世界でももっとこうした動きが盛んになればいいと願う。
カントの哲学書も発売されているので、次に読んでみようと思う。
哲学書こそ難解なものばかりだ。
専門用語をできるだけ一般用語に置き換えているというので、これも期待できる。

■それと新潮新書『日本はどう報じられているか?』も購入。
題名に惹かれて買ってしまったが、内容は正直いまいちだった。
政治・経済に関することがほとんどであったからだ。
僕としては日本の国民や文化が世界にどんなふうに見えているのか?が知りたかった。
今の日本の状況を世界の人々にはどんなふうに映っているのか?これに興味がある。
それには日本を訪れた外国人の話を聞くのが最適だろう。
そういう本とかはあるのだろうか?
それよりかは、外国人と知り合いになって直接聞いてみたいものだ。

今度飲み屋で見かけたら話しかけてみようっと(笑)