■新聞やテレビ、いろいろなメディアに接して思うことの1つに、我々日本人はお金に対する執着が強くて“きれい”なものが大好きな国民だということがある。
宝くじや消費者金融のCMは頻繁に目にする。
「宝くじを当ててこんなに夢のようなことが実現できますよー!」というCMを見るにつけ、“幸せ=お金持ち”という公式が当然の事実のように蔓延しているように思う。
実際に「幸せは、お金!」と信じている人と出会ったことがなかった(出会っていてもその心まで到達できていなかったのだろう)せいもあって、知っている人にそういう考えの人がいたことに少なからずショックを受けた。
■人間は多様なことに順応に対応できる動物。もし僕が産まれた直後にアフリカ人に育てられたら、ごく自然にアフリカ人の価値観でモノを考え行動するだろう。その国々の生活環境や歴史などで人々の考えはある意味で統一していく。多少の誤差こそあれ、日本人は日本人らしく、フランス人はフランス人らしく生活するもの。
■今の日本の社会は“お金”と“きれいなもの”に関心が集まっているのだ。
この事実がようやく呑みこめた。
幸せになりたいという想いは人間誰しもが願う基本的な願望だ。
それがなぜか拝金主義になり、異常なまでにきれい好きな国民になったきた。
■IHクッキングヒーターというものが登場して以来、凄いスピードで市場を広げているという。
この現象は日本だけ。
世界各国はIHクッキングヒーターの弊害(一番は電磁波問題)を懸念して普及はほとんどしていない。
日本がこれだけ普及しているのは、きれい好きな国民だということと、国の舵取りである政府があまいせいだと考えている。
知り合いが家を建て替える祭に「IHはどうなんだろう?」という話を受けて様々な事実を知った。
最大の問題である膨大な電磁波は人体に重大な病気を引き起こす可能性が高いとされている。
(欧米の社会がIHクッキングヒーターを認めないのはまさにここが焦点なのだ)
しかし、CMではクリーンなイメージ(掃除がしやすい。安全!?)のみで、当たり前だが商品に不利なことは言わない。国も確固たる証拠(検証結果)がないので黙っている。
なんだかんだ言っても国民の幸せは政府の手にかかっている部分は多い。
経済優先のあまり、弊害があるかもしれないものを安易に認めるのはおかしいと思う。
実は、政府は国民の幸せなど真剣に考えていないのではないだろう。
■IHに容易に飛びつく日本人。疑うことを忘れた私たち。
きれいだから良い。名の知れた大企業が売っているから安心。
国の流れがそういう方向に向いているようだ。
“うまい話には裏がある”この諺も忘れ去られた。
■電気のない生活。食品添加物のない生活。
これは今ではアフリカの一部の民族くらいかもしれない。
そこでは、恐ろしい疫病などで平均寿命は短いだろうし、大変な苦労も多いだろう。しかし、癌や糖尿病など世界の人々が恐れる病気はないかもしれない。それよりもアフリカの人達の生き生きとした表情や、仲間同士の繋がりの深さを見ると、幸せはお金じゃないと改めて思う。